自転車用語 (続き45)自転車探険!

止め輪 (snap ring、retaining ring)

C形軸用偏心C形穴用偏心C形軸用同心C形穴用同心E形
  一部が開いたリング(環)状のばね鋼製止め輪。軸または環状の穴に設けた環状溝に入れて、部品を固定する。リングの一部が開いているために、変形させて溝に入れることができる。 規格は、JIS B2804(止め輪)。
止め輪の着脱のための工具は、止め輪用ペンチ

くるぶしすき間 (ankle clearance)

 くるぶしとクランクの間のすき間。くるぶしは足首の関節の内外両側にある突起した骨の隆起部。
ペダルにおける足の向き及びくるぶしの大きさは人によって異なるので、必要とするくるぶしすき間も人によって異なる。
クランクオフセットも関連する。

BB30 (BB30)

概要
  クランク軸径が30mmのボトムブラケット(BB)。30は軸径を表している。 クランク軸の材質をアルミ合金として軽量化し、剛性は軸径を太くすることにより大きくしようとしている。Cannondale社が2000年に始めた。他社が標準として採用してくれれば、自社の売上げも伸びる。
BBシェル
  カートリッジ軸受をBBシェル(ポトムブラケット シェル)の中に入れるので、フレームにはオーバーサイズのBBシェルが必要。BBシェルは軸受を取付けるための機械加工が必要。 BBシェル径が大きいので、立管下管およびチェーンステイに太い管を使うことができて、フレームの剛性も向上する。
BBシェル幅は68mmなので、外部軸受のボトムブラケット(外部ボトムブラケット)よりQファクターは小さくなる。
構造
  BBシェルを一部切断して、中の軸受および軸を見せた写真を上に示す。外径42mmの軸受がシェルに圧入されている。
外径44mm、幅1mmの環状の溝に止め輪(スナップリング)を入れて、軸受が左右に動かないようにしている。
寸法
  標準のBB30シェルの断面寸法図を右上図に示す。図中のΦはファイではなくマルと読み(JIS)、直径の記号。 製作の寸法公差は省略した。シェル外径は規定していない。
質量
  112gなど。
工具
  軸受の取外しおよび取付に専用の工具(一例は右図)が必要。軸受の圧入には、ヘッドセットプレスを使うこともできる。
メーカー
  Aerozine BikeFull Speed AheadSRAM 、など。

タイヤ圧力計 (tire pressure gauge、tire gauge)

  タイヤ圧力を測定する圧力計
  仏式バルブ(プレスタバルブ)用および米式バルブ(シュローダーバルブ)用がある。
圧力単位は kPa および 規格外のpsi がある。指示方式はアナログ(ダイアル)およびデジタルがある。

フォークポンプ (fork pump)

  サスペンションフォークに空気を入れるための高圧空気入れ。緩衝器空気入れ と同じ。

ポンプペグ (pump peg)

  フレームに2個付けてフレーム空気入れを挟んで取付けるための掛け具。
ペグはフレームの上管下部、立管または下管ロウ付け又は溶接されている。
バンドでフレームに固定するペグもある。ペグは掛け具のこと。
フレーム空気入れは、ペグ間距離に合ったサイズを選定する。
フレーム空気入れには、ペグ間に挟んで取り付けるためのばねを内蔵している。

フォーク空気入れ (fork pump)

  サスペンションフォークに空気を入れるための高圧空気入れ緩衝器空気入れ と同じ。

通勤ヘルメット (commuter helmet)

  ロードバイク用の前後に長いヘルメットとは異なり、丸い形のヘルメットを
自転車通勤用として2004年にBell Sports社が売り出したのが始まり。
形状が丸く路面との間で滑りやすいと、衝撃がいくぶん緩和される。
バイザーは着脱式。
  メーカーは、Bell SportsPOC 、など。

女性ヘルメット (women's helmet)

  女性用のヘルメット
女性向けの模様を付けた形がある。
形状及び構造は一般のヘルメットと変わらない。
大きなサイズはない。
女性の髪のポニーテールを後から出せるようにした形もある。ヘアバンドがある。
  メーカーは、BBB Bike PartsBern UnlimitedBontragerLazer Sport
MeridaSpecialized Bicycle ComponentsVeloVixen 、など。











コラムクランプ径 (steerer clamp diameter)

  ハンドルステムにおいて、操縦管(ステアラー)をつかむ部分のクランプ内径(操縦管クランプ径)。
英語ではコラムではなくステアラーが使われる。
操縦管クランプ径は、25.4mm(1")、28.6mm(1-1/8")、31.8mm(1-1/4")および38.1mm(1.5")の4種類がある。

ハンドルクランプ径 (handlebar clamp diameter)

 クランプ径 
[mm]
用途例規格
25.4 ドロップ及びフラット ISO、JIS
26.0ドロップイタリアン
31.8ドロップ オーバーサイズ 
  ハンドルステムにおいて、ハンドルを掴んだときのハンドルクランプ部の内径。
又は、ハンドル中央部の外径。
ハンドルクランプ径は、25.4mm(JIS、ISO)、26.0mm(イタリアン)および
31.8mm(オーバーサイズ)の三種類がある。


OSステム (OS stem)

  ハンドルクランプ径がオーバーサイズ(OS)の31.8mmであるハンドルステム。4本ボルト止めとなっている。
突出しは、60mm(マウンテンバイク)~130mm(ロードバイク)。 主な用途は、ダウンヒル用およびフリーライド用などのマウンテンバイクであるが、サイクロクロスバイクおよびロードバイクにも使われることがある。

DHステム (DH stem)

  ダウンヒル(DH)バイクに使うハンドルステム
ハンドルクランプ径は25.4mmまたは31.8mm。突出しは40~80mm。
メーカーは、BurgtecDeityEaston SportsFull Speed AheadLoaded PrecisionRace Face Performance Products
など。

安静心拍数 (resting heart rate)

  安静時の心拍数。安静心拍数を測る最適な時間は、よく寝た朝の寝床から出る前。安静心拍数は年齢と共に増加し、運動訓練をした人は低い。 安静心拍数は訓練目標心拍数を決めるのに使われる。

シャミークリーム (chamois creme)

概要
  長距離走行のペダル漕ぎによってお尻と着衣の間で擦られないように又はサドル痛を起こさないように、潤滑剤としてショーツなどがサドルと接触する部分の内側又はお尻に塗るクリーム。
女性専用もある。本来は薄い皮(シャミー)を柔らかくするために塗るクリームのこと。
成分
  抗菌剤、保湿剤、潤滑剤、植物油分及び芳香剤などの成分を混合している。
芳香を出すためにメントールを加えた製品がある。女性用として芳香剤及びペーハー(pH)値を変えた製品がある。
形態
  チューブ入り、容器入り、スティック及びスプレーがある。
一回使用分の量(8ml)に小分けした形がある。
メーカー
  Anti FlammeAssosBodyglideChamois Butt’rDoc’s SkincareDZ LaboratoriesEnzo’s Cycling ProductsFriction FreedomKeywin Sports
Mad AlchemyPaceline ProductsPersonal Best ProductsQoleumRedex IndustriesReflect SportsSkin StrongSlickSkinSportiqueUdderly Smooth 、など。

ISOテーパー (ISO taper、ISO square taper)

  カートリッジ式のボトムブラケットにおいて、クランク軸クランクとの連結部が四角テーパーであるとき、ISOに準拠しているテーパーであること。 なお、JISに準拠している四角テーパーは、JISテーパーと呼ばれる。何れもテーパーは2°であるが、ISOテーパーはJISテーパーよりテーパー部が少し長く、先端の四角幅が少し狭い。 ISOテーパーのクランク軸にJISテーパーのクランクを取付けることはできるが、クランクが入る位置が変わるために、チェーンラインは変わる。

JISテーパー (JIS taper、JIS square taper)

概要
 シェル幅 
 70  52 
7355
  カートリッジ式のボトムブラケットにおいて、クランク軸
クランクとの連結部がJISに準拠している四角テーパー
寸法
  JIS D9403(自転車-フレーム部品)に規定のある寸法を右図及び右表に示す。
ISOテーパーとの比較
  ISOに準拠している四角テーパーは、ISOテーパーと呼ばれる。 何れもテーパー(面勾配)は2°であるが、JISテーパーはISOテーパーよりテーパー部が少し短く、先端の四角幅が少し広い。 JISテーパーのクランク軸にISOテーパーのクランクを取付けることはできるが、クランクが入る位置が変わるために、チェーンラインは変わる。

見かけ風の角度 (angle of apparent wind)

  自転車速度によって生じる風と自然の風が合わさった見かけの風の自転車進行方向に対する角度。見かけ風の角度βを式で表すと、
β = cos-1 {(U+Vcosα)/V
ここに、β:見かけ風の角度、α:自然風の角度、U:自転車速度、V:自然風の速度、V見かけ風速

クランクボルト (crank bolt)

  クランクカートリッジボトムブラケット(BBユニット)のクランク軸に取付けるボルト。
ボトムブラケットのメーカーおよび形式によって異なる。オクタリンクはM15そしてISISはM12。
材質は、クロモリ鋼及びチタン合金など。
  メーカーは、Exustar EnterpriseNC-17Spin Industries 、など。

見かけ風速 (apparent wind speed)

  自転車速度Uによって生じる風速と自然風の速度Vが合わさった見かけの風速Vのこと。自転車進行方向に対する風の角度をαとして式で表すと、
= { (U+V cosα)+(V sinα)-0.5
完全な向かい風の場合は、 α=0° であるから cosα = 1 そして sinα = 0 となり、見かけ風速 V = U + V となる。
完全な横風の場合は、 α=90° であるから cosα = 0 そして sinα = 1 となり、見かけ風速 V = ( U + V-0.5 となって、自転車速度Uより大きい。
なお、風に対抗する動力Pは、次式で表される。ここに、Cは定数そしてβは、見かけ風の角度
P = C x U x V cosβ

SISシフトケーブル (SIS shift cable)

  SIS に使う変速用のケーブル(ロープ)。材質はステンレス鋼。外径は1.2mm。長さは2100mmなど。

坂風 (slope wind)

  山の長い坂において、上方または下方へ吹いている局地的な風。昼は地面で空気が温められ空気密度が下がるので空気が軽くなって上方へ吹く(上り坂風)。 夜は地面で空気が冷やされて空気密度が大きくなるので空気が重くなって下方へ吹く(下り坂風)。風速は比較的均一で早くない(およそ3m/s以下)ので、坂風に気づくことはまれ。 坂の傾きが大きいほど風速は早くなる。坂風の厚さは10m以上あるといわれる。

ハブステップ (hub step、hub peg、foot peg、footpeg)

  台湾メーカーの用語。一般にはハブペグ、フートペグまたはBMXペグと呼ばれる。BMXバイクの前輪および後輪の車軸の左右にねじ込んで取り付け、足を乗せて曲乗りを行う。ハブガードとして使えないこともない。形状は棒状または軽量化のため多くはコップ状の空洞があり、底の部分に車軸にねじ込むための雌ねじが切ってある。標準装備しているBMXバイクもある。

チューブラーホイール (tubular wheel)

  チューブラータイヤ(丸タイヤ)を装着するチューブラーリムを使ったホイール
  メーカーは、Mad FiberZipp Speed Weaponry 、など。

フォークサスペンション (fork suspension)

  フォークに使われる又は付いているサスペンション。サスペンションの付いたフォークはサスペンションフォークという。

S&S カプラー (S&S coupler)

  フレーム管継手である BTC のこと。

中央スタンド (center stand)

  自転車の中央部に付けるスタンド。中央部とは、ポトムブラケットシェルの下またはチェーンステイ前部。 1本中央スタンドと両立中央スタンド(写真)がある。両立中央スタンドは自転車を垂直に止められるので、荷物を積む旅行車などに使われる。元々はオートバイ用語。
  メーカーは、Gebr. Pletscher 、など。

ユニバーサルサイズヘルメット (universal size helmet)

  頭の大きさにかかわらず1個のヘルメットで適応できるように、頭の大きさに合わせて調整できる内部リングを付けたヘルメット。 頭の小さい人が使うと、頭の大きさに合うヘルメットよりも保護効果が良くない。

モンキレンチ (monkey wrench、adjustable wrench)

 モンキレンチの呼び (JIS B4604)
レンチの呼び 100  150  200  250  300 
最大開き幅1320242934
 ボルト最大呼び 812161822
  各種呼び径のボルトやナットに対応できるよう、口の開き幅が調節できるようにしたレンチ
猿(モンキー)の頭に似ているので、名づけられたらしい。 モンキーレンチとも呼ばれる。右表のように各種の長さ(モンキレンチの呼び)がある。口がスパナ芯に対して22.5°または15°傾いているので(図のa角)、スパナの柄が何かに当たる場合は、裏返すと当たらなくなる。
本格的な組立てや整備には、トルクレンチ又はめがねレンチを使う。
  メーカーは、エンジニア京都機械工具トップ工業ロブテックス 、など。

インモールド製法 (in-mold construction)

  ヘルメットの一般的な製法。ヘルメットの形状をした上下の型に外殻となる薄いポリカーボネイトを入れて型になじませる。 発泡ポリスチレン(EPS)のビーズを入れて上下の型を固定する。 ビーズを加熱するために、穴より過熱蒸気を注入する。ビーズの表面は溶けかつ膨らみ、ビーズ同士およびビーズと外殻が溶着してヘルメットの形状ができる。

レーシングパンツ (racing pant)

  競技用または運動用のズボン。米国ではズボンのことをパンツと言う。パンツはパントの複数形。オートバイ競技用のズボン(右写真)を指すことが多い。
   参考資料  「衣服等

レーシングサドル (racing saddle)

  競技用の自転車に使う 競技サドル のこと。

ハブギア (hub gear、internally geared hub、internal gear hub)

概要
  変速機を組み込んだ後ハブ インターナルギアハブ、ギアハブ及び内装変速機とも言う。変速機は一般に遊星歯車が使われる。
変速段数
  3段、4段、7段、8段、11段及び14段など。
用途
  保全(メインテナンス)の必要性が少ないのでシティ車および通勤自転車などに使われることが多い。
停止時に変速できるので、テクニカルトレイルを走るマウンテンバイクに使われることもある。
特殊仕様
  クイックリリースの付いたものもある。ディスクブレーキブレーキローターの付いたものもある。
利点
  防塵、防水性があり、またグリス又は潤滑油が封入されているので注油の必要がなく、外装変速機より磨耗が少ないので寿命が長い。
チェーンラインが真直ぐになり、外装変速機のようにチェーンラインが斜めになることがないので、チェーンの伝動効率が良い。
欠点
  外装変速機よりやや質量が大きい。チェーンが伸びたときは張り調整が必要。
効率
  メーカ・型式によって異なるが、86~95%。
歴史
  1902年にSturmy Archer社が3速の内装ギアハブの特許を取った。
メーカー
  シマノRohloffSRAMSturmey Archer など。

ペダルピン (pedal pin)

  マウンテンバイク用の平ペダルに付いているピン。 グリップピン と同じ。

グリップピン (grip pin)

  ダウンヒルなどのマウンテンバイク平ペダル(プラットフォームペダル)に付いていて、靴底がペダルとの間で滑らないようにするピン。 ピン直径は4mmが多い。片面のピンの数は8、10、12または14本。写真の平ペダルは、片面に10本のグリップピン(赤矢印)が付いている。 ピンには雄ねじが切られており、2.5mmなどの六角レンチでねじ込むための六角穴が付いている。 ピンは表から交換するペダルと裏から交換するペダルがある。ペダルピンともいう。
  メーカーは、BurgtecOriginal Bike Engineering 、など。

スプロケット比 (sprocket ratio)

  クランクスプロケット後輪スプロケットの歯数比。 式で表すと、 スプロケット比 = (クランクスプロケット歯数/後輪スプロケット歯数)。 ギア比ともいう。

競技サドル (racer saddle、racing saddle)

  競技用の自転車に使うサドル。軽量化及び空気抵抗を減らすために座面の幅は狭い。もも及びお尻の下部と干渉しないよう座面より前方に渡っても幅が狭い。 軽量化及び身体の上下動防止のために詰物を減らすか無くしているので、座面は硬い。競技では足でペダルを強く押すために、座面にかかる荷重は大きくないので座面が硬くとも問題はない。 競技用以外の自転車には向かない。

アジャスタブルシートポスト (adjustable height seatpost、adjustable seatpost)

  可変サドル支柱 と同じ。

可変サドル支柱 (adjustable seatpost、adjustable height seatpost、travel adjustable seatpost)

概要
  レバー操作により、走りながら数秒でサドル高さを変えられるサドル支柱
フレーム立管に差込んで高さを決めてサドル支柱クランプで固定する。
ドロッパーシートポスト及びドロッパーポストとも言う。
用途
  登り下りの多いクロスカントリー丘下り(ダウンヒル)およびフリーライドなどの
マウンテンバイク用の可変高さのサドル支柱として使われる。 登りではサドルを高くし、下りではサドルを低くする等により最適な乗車姿勢で走れるようにする。
サドル
  サドルレールの付いたサドルが取り付けできるが、I ビームサドルが取付できる形もある。
操作
  操作レバーは、サドル支柱上部(サドル下)にある形およびハンドルに付けて遠隔操作する形がある。 遠隔操作のレバーと可変サドル支柱は、ロープの入った
アウターで連結されている。何れも、下げる場合はレバーを押してサドルに体重をかけると下がり、レバーを開放するとサドル位置が固定される。 上げる場合はレバーを押して腰を浮かせる。ばねの力でサドル支柱(サドル)が上がり、レバーを開放するとサドル支柱位置が固定される。流体式に作動させる形もある。
アウターは可動部に連結した形及び静止部に連結した形がある。
ストローク
  調整範囲(ストローク)は75、100、125又は150mmなど。トラベルとも言う。
クロスカントリー及びサイククロスには短いストロークのものが使われる。
登り(最上位)、トレイル(登り-40mm)及び下り(最下位)の3モードを操作レバーで選定できる形がある。
操作レバーで5mm間隔に調整できる形がある。
外径
  支柱の外径は、27.2mm、30.9mm又は31.6mmなど。立管の内径に適合しなければならない。
支柱にキーを設けて回転しないようにした形がある。
長さ
  100~450mm。ストロークが大きいと長くなる。
質量
  480~650g。
メーカー
  BlacxCrankbrothersFox FactoryGiant BicycleGravity DropperKind Shock Hi-TechNine Point EightPrima VeraPure RacingRase ComponentsSetteSramThomsonX-Fusion 、など。

スエットバンド (sweat band、sweatband)

  汗バンド と同じ。スエットは汗のこと。

方向指示器 (turn indicator、turn signal、bicycle indicator)

概要
  自転車の曲がる方向をランプなどで表示する器具。主に夜間に使用する。左右2個のランプがあり、曲がる方向のLEDランプをハンドルのスイッチで点灯させる。











取付位置
  ハンドルサドル支柱または人の腕など。
特殊品
 (1) バックミラー及び尾灯と一体になった形がある。
 (2) バックパックに複数のLEDランプを矢印状に並べて光らせる形がある。
 (3) にぎり(グリップ)と一体になった形がある。前方及び後方にランプがあり、スイッチで点灯させる。
 (4) サイクリング手袋にベルクロで取付ける形がある。小さいボタンを親指で押すとLEDランプが点灯する。
 (5) ハンドルに付けたボタンを押すと無線で伝わり点灯させる形がある。
手信号
  昼間は指示器よりも手信号が分かりやすい。夜間の手信号のために腕に付けるランプがある。腕を出すと自動的にLEDが点滅する。
メーカー
  ビーズBicygnalsGD InnolifeSafe Turn PtySmall InnovationsVivid Product Design 、など。

汗バンド (sweatband)

  汗を吸収するために頭に巻く吸水性の帯。
ベルクロで固定する形が多い。後で結んで固定する形がある。
ヘッドバンドの一種。
ヘルメット着用時に使うことが多い。ヘルメットに付属しているものもある。
  メーカーは、SwitchbackTunnel VisionTrek Bicycle(Bontrager)Vaude Sport 、など。

電動自転車 (electric bicycle/bike、electric powered bicycle/bike)

概要
  蓄電池および電動機を備えて自走する自転車。
フル電動自転車及びeバイクとも呼ばれる。
オートバイよりは環境に良いが自転車より環境に悪い。








































種類
  シティ車クロスバイク折りたたみ自転車荷物自転車マウンテンバイク及び三輪車など。
駆動
  チェーン駆動ベルト駆動 及びシャフト駆動 がある。 前輪駆動及び後輪駆動がある。ペダルを漕いで走ることもできる。
変速機
  外装変速機または内装変速機が付いている。電気シフトの形がある。
速度
  最高速度は、25km/h及び45km/hなど。
電動機
  小さく、軽くそして効率の良いブラシレス直流(DC)電動機が多い。
電動機出力
  250W、350W、400W及び500Wなど。最高出力の法的な規制がある国がある。電圧が大きいほうが電動機効率はよい。
バッテリー
  蓄電池(バッテリー)は、電圧24~36V、電流8Ah、10Ahの リチウムイオン電池など。
電圧
バッテリーの電圧が36V以下なら感電の心配がなく安全。電流が60Aを越えると太い配線及びそれ用のスイッチが必要となる。
バッテリー位置
  後荷台、後荷台から吊り下げ、立管後部など。 太くした上管又は下管に内蔵の形もある。1本足のフォークに内蔵した、前輪駆動の形がある。
充電時間
  4~8h。
走行距離
  ペダル入力及び坂道などの走路により異なり、20~60km。
質量
  20~26kg。
法規
  電動機(モーター)を備え自走するが、ペダルを用いて人力によっても走行できる電動自転車は、「ペダル付きの原動機付自転車」と呼ばれ、道路交通法第2条第1項第10号に該当する。 従って、運転免許の取得、標識(ナンバー)の交付、自賠責保険の加入およびヘルメットの着用等、原動機付自転車の規則に従うことが必要。
電動補助自転車
  電動機で走行を補助するが自走しない自転車は、電動補助自転車または電動アシスト自転車と呼ばれ運転免許等は必要としない。
キット
   自転車を電動自転車に変換する組み立て部品一式として、電動自転車キットがある。
メーカー
  3E ElectricAigeni TechnologyAnsmannBenelliBH BikesBreezerByocyclesCDJホールディングスCicli OlympiaCurrie Technologies
Darfon InnovationEBCElectric Motion SystemsElectrolyte Bicyclesemo-bikeEvantage Energy ProductEzee Kinetics TechnologyFallowgate
Focus BikesGazelleGiantGolden Motor TechnologyGraceHaibikeJiveJD CorporationJD Europe ComponentsJuicy BikeKalkhoff
Karbon KineticsKoninklijke GazelleKTM FahrradLapierre Leaf MotorMatraMomentum ElectricOHM CyclesOptibikePacific CyclesPanther BikePedegoPiMobilityPowabykeQwicRayosRiese und MullerRixe BikesRobrady DesignRooDogRose VersandRoyal Dutch GazelleSchwinn
Scott sportsSolexSpecialized Bicycle ComponentsStorck BicycleSunstarThompsonTLCTorker BicyclesTung Keng EnterpriseUltra Motor
Urban FactorVoltitudeWisper BikesYikeBikeYuba Bicycles 、など。

アジャスタブルサドル支柱 (adjustable height seatpost、adjustable seatpost)

  可変サドル支柱 と同じ。

チンバー (chin bar、chinbar)

  フルフェースヘルメットにおいて、衝撃から顔面を保護するために顎の回りに付いているヘルメットの外殻。
オートバイ用は発泡スチレンの緩衝材を入れているが、バイシクルモトクロスおよびダウンヒル用は入れていない。

発泡スチレン (expanded polystyrene)

  発泡させたスチレン(C88)。発泡ポリスチレンともいう。ヘルメットの衝撃吸収材として使われる。一度、衝撃を受けると発泡スチレン(EPS)は変形して回復しないので、ヘルメットは再使用できない。 ポリスチレンビーズに高温蒸気を当ててポリスチレンを発泡させる。発泡ビーズを型に入れて蒸気で加熱して融着させる。

中敷 (insole、inner sole)

概要
  の中に敷く足裏形の敷物。
夏用および冬用もある。インソールとも言う。
仕様
 (1) ペダルと脚の関係がその人の足に合って、力が効率よくペダルに加えられるように修正することを意図した立体中敷もある。
 (2) 冬靴の中には、中敷にフリースをライニングした形がある。
 (3) 足のアーチに対応させた形がある。
 (4) アーチは歩行時にはばねとして必要であるが、ペダル漕ぎにはエネルギー損失になるとしてアーチ下を埋めるようにした形がある。
 (5) 足の形状に合わせて作るカスタム中敷がある。
 (6) 充電式のリチウムイオン電池で加温する防水型セルを入れた形がある。1回の充電で5時間の加温ができる。無線のリモートスイッチで高温、中温及び切を選ぶことができる。
メーカー
  Aline SystemsCarnac SportEdge Marketing Corp.eSolesFootblance SystemG8 PerformanceSchawbelSidasSolestar
Specialized Bicycle ComponentsSQ-labSuperfeet 、など。

ボトムブラケットドロップ (bottom bracket drop)

  ボトムブラケット下がり及び BB下がり と同じ。

ヘルメットケース (helmet case)

  ヘルメットを持ち運ぶための硬いケース。
提げるための紐が付いている。ジッパーで開閉する。
ロードヘルメット用タイムトライアルヘルメット用およびオフロードで使うフルフェースヘルメット用がある。
ヘルメットメーカーが自社のヘルメットにぴったりと合うケースを作っていることが多い。

ヒップパック (hip pack)

  腰帯でヒップに装着するバッグであるヒップバッグおよびバムバッグ と同じ。

ヘルメットバッグ (helmet bag)






  ヘルメットを持ち運ぶための柔らかいバッグ。バッグ内面はフリースなどで内張りしたものが多い。
手袋などを入れられるようにしたものもある。 バックパックの如く背負えるよう肩掛けひもを付けた形もある。
ロードヘルメット用タイムトライアルヘルメット用およびオフロードで使うフルフェースヘルメット用がある。
  メーカーは、EVOC SportsHardnutZSkinz Protective Gear 、など。