自転車用語 (続き36)自転車探険!

カンティブレーキ (canti lever brake)

  カンチブレーキと同じ。

SPDサンダル (SPD sandal)

  靴底に沈んだクリートを付けたサンダル。サンダルは足の甲の部分に幅広のバンドをつけた履物。 SPDサンダルは、かかとの上部は閉じているが下部は開いている。 主に夏の街乗り、短距離サイクリング及び通勤などに使われる。 つま先が開放の形(オープントウ)及び閉じた形(クローズトウ)がある。
  メーカーは、シマノExustarKeen 、など。

スタッド (stud)

  鋲(びょう)のこと。次のようなスタッドがある。これらの共通点は、柱状の突起物であること。

トレッキングバイク (trekking bike、trekking bicycle)

概要
  クロスバイクを基本にした旅行用自転車。
トレックは徒歩旅行するという意味。
仕様
  一般の旅行車ドロップハンドルであるが、
平ハンドルとなっている。
  変速機泥除け前照灯およびパニア用のラック(荷台)が付いている。
チェーンカバーは付いているものが多い。
メーカー
  BreezerFocus BikesIntersens Bikes & PartsKoga 、など。


BB上がり (bottom bracket rise)

  ボトムブラケット上がりのこと。

ボトムブラケット上がり (bottom bracket rise)

  前輪と後輪の軸心を結ぶ直線の上方にボトムブラケットがある自転車に関して、前輪と後輪の軸心を結ぶ直線とボトムブラケット芯の垂直距離。略して、BB上がりとも呼ばれる。 オフロードを走るマウンテンバイクはペダルが岩などに当たるのを防ぐために、ボトムブラケット上がりを持つものがある。トライアルバイクはボトムブラケット上がりを持つものが多い。

ヘッドアングル (head angle)

  ヘッド角のこと。

操縦角 (steering angle)

  フレーム中心線と前輪タイヤ中心線が作る角度。ハンドルを切った角度と等しい。
自転車の傾き角(リーンアングル)が大きくなると操縦角も大きくなる。低速で曲がると操縦角は大きくなる。

お尻バッグ (bum bag、hip bag)

  バムバッグまたはヒップバッグのこと。

フリップフロップハブ (flip flop hub)

概要
  両側にスプロケットまたはフリーホイール付きスプロケットを取付けできるようにした後輪ハブ
フリップフロップは逆にするという意味。車輪をはずして左右を逆にすると、左右のスプロケットを使い分けることができる。
OLD
  ロックナット間距離(OLD)は120mmが一般的。
種類
  (フリー - 固定) および (固定 - 固定) の2種類がある。
    フリー - 固定
  片方に単速のフリーホイール付きスプロケットを付け、他方に固定スプロケットを付けて逆にすると、フリー及び固定の機能を使うことができる。
左右の歯数は同じにするか又はフリーホイール側のスプロケットの歯数を多くする。 フリーホイールの歯数は、16T、17T、18T、20Tおよび22Tがある。
    固定 - 固定
  ハブの左右に歯数の異なる固定スプロケットを付けて逆にするとギア比を変えることができる。 歯数が変わるとチェーンの軸間距離が変わるために、
後輪つめはそれを吸収できる切込みが必要。固定スプロケットの歯数は、13T、14T、15T、16T、17T、18T、19T、20Tおよび21Tがある。

HR (heart rate)

  心拍数。脈拍数。

固定ハブ (fixed hub)

  固定スプロケットを固定して使うハブ。固定スプロケット自転車に使われる。トラックハブとも呼ばれる。

BDC (bottom dead center)

  下死点のこと。ボトム デッド センターの頭文字。

メッセンジャーバッグ (messenger bag)




概要
  付属の肩掛け帯(ショルダーストラップ)で片方の肩から斜めにかけるバッグ。
形状は横形及び縦形がある。書類などを入れるために長方形になっている。多くはA4サイズの書類が入る。
手紙、電報、文書および小包などを運んだ自転車メッセンジャーが使い名が付いた。
掛けるのは右肩か左肩かによってバックルが逆になるものがある。
自転車通勤などに使われる。
クーリエバッグ またはショルダーバッグともいう。











特徴
  マジックテープまたはバックルなどの止め具の付いた大きなふたが特徴的。
バッグは背中にくる。
肩にかけたままで内容物の出し入れが行いやすい。多くは携帯パソコンを入れることもできる。
特殊仕様
  (1) 太陽電池が付いていて、携帯電話およびデジカメなどに充電できるものもある。
  (2) 帯(ストラップ)の長さは調節できる。帯の取り外しができる形が多い。
  (3) 帯に肩パッド(ショルダーパッド)の付いた形もある。
  (4) ジッパー の付いた外部ポケットまたは内部ポケットが付いているものもある。
  (5) 硬い運搬物が背中に当らないように背面にパッドを入れた形もある。
  (6) 防水仕様のものもある。
  (7) 反射テープの付いた形もある。
  (8) 水玉模様を付けた形がある。
  (9) 上部に手提げのための取っ手の付いた形がある。
(10) メッセンジャーバックをバックパックにした形もある。
(11) パニアとしても使えるものがあるが、やや大きい。
(12) ふたを留める帯は、シングルストラップ(1帯)及びデュアルストラップ(2帯)がある。
(13) リサイクルしたトラックカーテンから作ったものがある。
(14) 風呂敷を折りたたんで結ぶとメッセンジャーバックとして使える。
(15) LED照明帯の付いた形がある。












大きさ
  横長の形が多い。幅30~50cm、高さ20~30cm。
小、中及び大を揃えているメーカーもある。

材質
  ナイロン、ポリエステル、ソフトレザー、ハードレザー及びスエードなど。
チューブを縫い合わせて作ったものがある(アップサイクル)。


メーカー
  サイクレックス(resistant)モンベルAbusAlchemy GoodsAxiom Performance GearBagabooBailey WorksBanjo BrothersBBB Bike PartsBlaq Design
Brisbane Outdoor GearBrooks EnglandCarradice of NelsonCascade DesignsCase LogicChrome IndustriesColumbia SportswearCrumplerDakineDetours SportsDr. KofferEcologic DesignsHowiesInertia DesignsKeenLane BagsLevrierLezyneLone Peak PacksMichaux Club
Manhattan PortageMinnehaha BagMission WorkshopMountainsmithNisnas IndustriesOgioOrtlieb SportartikelOverBoard AccessoriesPo CampoPolaris ApparelPROR.E.Load BaggageRickshawbagsSourcedTimbuk2TrakkeTwin SixUrban HunterVajaVelorbisVoltaic Systems
Wheelmen & Co. 、など。

フィクシー (fixie)

  固定スプロケット自転車に付けられた米国の俗語。フィクシーのフィックス(fix)は固定の意味。

固定スプロケット自転車 (fixed sprocket bicycle、fixed sprocket bike、fixie)

概要
  1個のスプロケット後輪ハブに固定されている自転車。 フリーホイールは無いのでペダルは漕ぎ続ける。
  1870年ごろからある古典的な自転車。
用途
  街乗りおよび通勤など。
ハンドル
  ドロップハンドルが一般的であるが平ハンドルもある。
特徴
  (1) 変速機は付いていないので保全の手間が少ない。シンプルな分、安価にできる。
  (2) 自転車との一体感があり、かつ路面の状態が敏感に伝わってくる。
  (3) 後輪のスプロケット数は1個で小さく、ディレイラーがないためチェーンが短く、シフターアウターおよびロープ(ケーブル)なども無いので自転車は軽い。
  (4) 固定スプロケットの歯数は一般に15~16Tと少ないので、歯数を1T増やすか、または1T減らすとギア比は大きく変わる。歯厚呼びは1/8インチ。
  (5) ペダルはトウクリップペダルが使われる。
  (6) 泥よけの付いた形もある。ボトルケージボスの付いた形もある。
  (7) チェーンの張り調整ができるよう後輪つめは 水平つめ となっている。
  (8) トラックレーサー も固定スプロケット自転車であるがブレーキは付いていない。
  (9) 主に平坦路で使われる。変速機がないため、坂の多い地域での走行には向かない。
(10) チェーン駆動ではなく、ベルト駆動としている形もある。
(11) ハブの左右にスプロケットを付けた、フリップフロップハブの付いた形もある。
(12) 変速機がないので伝動効率がよく、それだけ少ない動力で走ることができる。
ブレーキ
  公道を走るには前輪および後輪に制動装置(ブレーキ)が必要(道路交通法 施行規則、第9条3)。
ペダルの動きを足でゆっくりと止めることによってブレーキの働きをさせることができる。
メーカー
  Advanced Sports BianchiBurls BicyclesCharge BikesCondor CyclesCreate BikesCritical CyclesFelt RacingFestka BicyclesFlying Machine
GenesisGT BicyclesH Young(Genesis)Jamis BicyclesKHSNologo BikesPashley CyclesPretorius BikesPure Fix CyclesRaleighSchwinn
Scott SportsSerottaSpecializedState BicycleSwoboTraitor CyclesTrek BikesWabi Cycles 、など。

固定ギア自転車 (fixed gear bicycle、fixed gear bike)

  固定スプロケット自転車のこと。ギア(歯車)は付いていない。ギアはスプロケットを表している。

ステム上がり (stem rise)

  ハンドルステム操縦管軸と直角な面とステム突出しの中心線の作る角度。直角面より上の角度はプラス(+)そして下の角度はマイナス(-)で表される。上下逆にすればプラスがマイナスになる。
ロードバイク用の市販のステムの上がり及び突出し(ステム長)の分布を見るために打点したグラフを右に示す。
上がりは0°~35°の間に分布しており、中でも6°~10°が多い。 商品の上がりはステム取付軸と直角な面を基準としているが、操縦管に取付けたときの実質的な上がりは水平面が基準となる。
水平面からの上がりはヘッド角(立管角)が関係し次の関係がある。
        正付けの場合 : 水平からの上がり = 90°+ 上がり - ヘッド角
        逆付けの場合 : 水平からの上がり = 90°- 上がり - ヘッド角

BBシェル (bottom bracket shell)

  ポトムブラケット シェルのこと。BBはボトムブラケット(底ブラケット)の英語の頭文字。シェルは殻、筒のこと。言い換えれば、BBを取り付ける殻(筒)のこと。

ハイドレーションパック (hydration pack)

概要
  飲料水を入れる水袋
ブラダー)を中に入れたバックパック(背負いバッグ)。
ハイドレーションバッグ、ハイドレーションシステム又はキャメルバッグと呼ばれることもある。
使用法
  水袋の下部より出たホースはバッグの中を通り上部から外へ出ている。
ホース先端に付けたバイトバルブをかむと水が出る。
用途
  ボトルよりも大きな水容量を必要とする場合およびオフロードなどで手をハンドルから離したくない場合などに使われる。
ストラップ
  2本の垂直ストラップが一般的であるが、シマノ製はXストラップとなっている(上段の図端図)。
特殊仕様
 (1) ウエストバッグに入れた形がある。水袋専用のもの及び荷物入れと組み合わせたものがある。
後者が多い。ポケットを付けたものが多い。腰ベルトの付いたものもある。
 (2) サドルバッグに入れた形がある。
水容量
  中に入っている水袋の容量で決まり、1.5~10リッター。1リッターのボトルを使う方式がある。必要水量は発汗率と関連する。
メーカー
  オージーケーカブトシマノモンベルb'TwinCamelbak ProductsCaribeeCascade DesignsCrumplerDakineDeuterExustar EnterpriseFluid BicycleFox RacingGeigerrigGeregory Mountain ProductsHydrapakInoveightJetflowKarrimorLezyneMontBellNalge NuncNathan SportsOgio
Osprey PacksPolarpakPROR&S Tactical GearSalomonShowers PassSource Vagabond SystemsThe North FaceVaudeZéfal 、など。

RM (Randonneur Mondiaux)

  1,200km以上の長距離耐久サイクリング大会(PBPを除く)の連合。20ヶ国以上の団体が加入。
    les Randonneurs Mondiaux ホームページ

サドルカバー (saddle cover)

  サドルに被せるカバーには次の二種類がある。
  •  クッション
      サドルのクッション性を向上させるために被せるカバー。サドルパッドとも言う。
    ゲルなどの詰物を入れたもの及び5mm厚のネオプレンゴムを加工したものなどがある。形状および大きさを変えるものもある。詰物を入れたカバーは環状に入れた紐などでサドルに固定する。 カバーを付けるよりも、サドルを交換することが望ましい。
      メーカーは、Exustar EnterpriseFluid BicycleRaleighTrico SportsVelo EnterpriseVelox 、など。
  •  覆い
      日光、雨およびほこりを防ぐために被せるカバー(覆い)。
    革サドルなどに使われる。
    広告媒体としてデザインしたサドルカバー及びサイクルハイヤー の自転車のサドルカバーなどもある。
      メーカーは、Co-Union IndustryOnYerBikeSeatVaude Sport 、など。

WB (wheel base)

  ホイールベース のこと。

TPC (twin piston chamber )

  サスペンションフォークにおいて、リバウンド用および圧縮用に独立のピストンを持つ減衰方式。
それぞれ独立に調整できる。

FWD (front wheel drive)

  前輪駆動のこと。前輪駆動のリカンベントがある。後輪駆動はRWD。

29er (29er、29er bicycle)

リジッドハードテールフルサスペンション









概要
  タイヤ寸法が29型(インチ)の自転車。言わば大型車。マウンテンバイクが多い。一般のマウンテンバイクのタイヤ寸法26型より大きい。 クロスカントリーなどに使われる。
タイヤが大きいと障害物を乗り越えやすい。路面とのグリップも良くなる。右下の写真は、ユーロバイクに展示された29er。
フレーム仕様
  サスペンションのないリジッド、フォークにサスペンションの付いたハードテール及びフォーク及びフレーム(後輪)にサスペンションの付いたフルサスペンションがある(上図)。
フレーム材質
  アルミ合金、クロモリ(CrMo)鋼、チタン合金および炭素繊維強化樹脂(CFRP、俗に言うカーボン)など。
タイヤ
  タイヤ幅は38~60mm。タイヤ幅56mmの29型のタイヤ外径は734mmでロードバイク用のタイヤ700x28Cの外径678mmより大きい。
26型タイヤと29型タイヤの寸法の比較を上右図に示す。チューブは29erチューブを使う。
駆動
  チェーン駆動が一般的であるが、ベルト駆動もある。
変速
  変速機の付いた形が多いが、単速もある。
スプロケット歯数
  大きいタイヤに対応しギア比は小さくするために、クランクスプロケット歯数は44_32_22Tそして後輪スプロケット歯数は11_34Tなどとしている。
ステム
  ハンドルステムを上下逆(フリップフロップ)にして角度をマイナスにすることによりハンドル高さを下げることがある。
リコール
  Giant Bicycle は2011年モデルのAnthem X 29er のフレームが立管と上管の連結部で亀裂が入ることがあるとして約370台をリコールした。
メーカー
  Author IndustryBMCBoo BicyclesBreezer BikesBrodie BicyclesBudnitz BicyclesCanyonCannondale BicycleCicli OlympiaCorratecCoticCrumpton CyclesCubeDiamondback BicyclesGenesisGiant BicycleGary Fisher(Trek Bicycle)Ibis BikesIntense CyclesIntersens Bikes & Parts
KHS BicyclesKona BicycleLynskey Performance DesignsMarin BikesMeridaMondraker BicyclesMootsMomsen BikesMountain CycleMSC BikesNiner BikesNorco Performance BikesOrbeaPivot CyclesRaleighRedline BicyclesReeb BicyclesRocky Mountain BicyclesSanta Cruz Bicycles
ScapinSingular CyclesSpecialized BicycleSpot BrandTurner BicyclesTomac Mountain BikesTransition BikesTwenty 2 cyclesVan Nicholas
Vassago BicycleVicious CyclesVooDoo CyclesWhyte BikesYeti Cycles 、など。

ET (Endurance Training)

  持久力訓練。持久力訓練となる運動強度(心拍数)で走行する。

スカルキャップ (skull cap)

  縁なし帽子。スカルは頭蓋骨そしてキャップは帽子。ヘルメットの下にかぶる帽子およびトライアスロンの水泳でかぶる帽子がある。

ITU (International Triathlon Union)

  国際トライアスロン連盟。1989年フランスで設立。トライアスロンの公式の距離は、水泳1.5km、自転車競技40kmそして走り10kmと定められた。これらは、それぞれのオリンピック競技から取ったもの。その後、長距離競技として、水泳3.8~4km、自転車競技120kmそして走り30kmが作られた。
    国際トライアスロン連盟(ITU)ホームページ

帽子 (hat、cap)

概要
  縁なしの帽子はキャップそして縁付きの帽子はハットと言うことがある。
種類
 (1) トライアスロンの水泳においてかぶる帽子(スイムキャップ)および走り(ラン)においてかぶることのある帽子がある。
水泳用帽子は水の抵抗を減らすため及び防寒のためにかぶる。走り用帽子は日光を避けるためにかぶる。
 (2) マウンテンバイク競技の前後に、ヘルメットの代わりにかぶる帽子がある。
 (3) サイクリングの時にかぶる帽子は、サイクリングハット又はサイクリングキャップということがある。
 (4) 防寒などのため、ヘルメットの下にかぶる縁なし帽子(ヘルメットキャップ又はアンダーヘルメットキャップ )がある。
 (5) 防寒のためにかぶるヘッドウォーマー及びビーニーハットがある。
 (6) 引き綱帽子がある。
特殊仕様
  バイザー(つば)の先端に複数のLEDランプを付けた形がある(右図)。
メーカー
   パールイズミCraftEleven VeloGiroHeadsweatsHoss Technical GearIcebreakerMorvelo Bicycle ApparelOctopusRapha RacingRH+SealSkinzSoloSweatVacSwift IndustriesTNiUpland Sports GroupUrban HunterVaude SportVelobiciVeltec SportsVermarc SportZoot Sports 、など。

後輪駆動 (rear wheel drive、RWD)

  ペダルに加えた動力をチェーンなどの伝動装置で後輪に伝達して、後輪を駆動すること。一般の自転車は全て後輪駆動であるが、リカンベントの中には前輪駆動がある。

メガプーリ (mega pulley)

  後ディレイラーにおいて、案内プーリの歯数が13Tそして張りプーリの歯数が15Tのプーリ
歯数が多いと回転数が小さくなり、振動、騒音および磨耗が減少する他、チェーン伝動効率も良くなる。変速速度は速くなる。

RWD (rear wheel drive)

  後輪駆動のこと。

ホーン (horn、bicycle horn、bike horn)



  ハンドルなどに付ける警笛。
音の出口が朝顔形に開いた管状の形が多い。
ゴム球を握ると、ホーンののど部に付けたリードを空気が流れて音を出す(エアーホーン)。
ゴムなどでできた中空の動物を押すと音がでるものもある。
空気入れでホーンタンクに蓄えた圧縮空気で鳴らす形がある。使用時間は約30秒。
電池を内蔵して電気的に音(115dB)を出す形(電気ホーン)もある。 主に、自動車の運転手に対する警報音として使うので大きな音が必要。前照灯に似せた形がる。
  メーカーは、AirZoundBioLogicBullet Ventures(Hornit)Delta CycleMobility Holdings 、など。

座漕ぎ (seated、seated pedaling)

  サドルにお尻を乗せた状態でペダルを漕ぐこと。反意語は立ち漕ぎ

ベル (bell、bicycle bell、cycle bell)





概要
  前方の人などに知らせるために、ハンドルに付けて音を出す器具。
シティ車には標準的に付いていることが多いが、それ以外の自転車での必要性は少ない。
ベルよりも大きな音を出す警報器としてホーンがある。
仕様
  (1) レバーを引くと連続音の出るもの及びレバーを引き離すと一度だけベルをたたくものなどがある。
        連続型はうるさいことがある。単音型は音色及び音の継続時間にメーカー形式差がある。
  (2) ベル本体と座の隙間は1~2mmで、その大きさによって音色が変わる。
  (3) ハンドル端(バーエンド)に付ける形がある(上の左端図)。
  (4) コンパス(方位計)の付いた形もある。
  (5) 子供自転車用は、カラフルな絵が描かれた形がある。
  (6) 口を開いたしまうまの舌がレバーとなった形がある。
メーカー
  キャットアイ東京ベル製作所三ヶ島製作所Agu Bv(Cordo)BBB Bike PartsDringdringElectra BicycleGiant BicycleHostettler(ixs)
Mirrycle CorporationNutcaseOrigin-8Planet BikePortland Design WorksPylonesSoma FabricationsSpurcycleSunny Wheel(Flinger) 、など。

シルクケーシング (silk casing)

  タイヤにおいて絹(シルク)で作ったケーシング。競技用のチューブラータイヤに使われる。標準空気圧の例は800~1200kPa。
シルクケーシングのタイヤはシルクタイヤと呼ばれる。

チェーンクリーナー (chain cleaning tool、chain cleaner)





仕様
   チェーンを外すことなく洗浄できる器具。Barbieriが1983年に特許を取ったのが始まり。
チェーンの洗浄剤をチェーンクリーナーと呼ぶことがある。
洗浄剤
   容器にはディグリーサーなどの洗浄剤を入れる。
構造
   容器の中に設けたチェーンの上下に来る回転ブラシなどで構成されている。
たるみ側(下)のチェーンを挟み、自転車のクランクを逆回転させて容器の中をチェーンを通過させる。チェーンの動きで回転ブラシが回転する。
  この器具を使わず手ブラシとトレーなどの容器で清掃することもできる。
メーカー
  BBB Bike PartsFilzerFinish Line TechnologiesHostettler(ixs)Lifu BicyclePark ToolPortland Design WorksWeldtite Products 、など。

MCU (micro cellular urethane、microcellular urethane)

  150µm~400µmの微細気泡を入れた多孔質ウレタンの弾性体。サスペンションの緩衝材として使われる。

バーエンドミラー (bar end mirror、handlebar end mirror)



概要
  ハンドル端(バーエンド)に差し込んで使うバックミラー平ハンドル用、ドロップハンドル用および何れにも使えるものがある。
規則
  道路交通法 施行規則(第9条2)では、自転車の幅は60cm以下と規定しているので、鏡を付けたときはこの寸法以下に収まらなければならない。
自転車に後写鏡(バックミラー)の取り付けを義務付けた規則はない。
左側通行の日本は右側に付ける。
仕様
 (1) 鏡の向きは変えることができる。
 (2) 折りたたみできるものもある。
 (3) 3Dプリンタで作った製品がある。
材質
  鏡めっきをしたABS樹脂が多い。
メーカー
  Bicycle SafetyBlackburnCycle AwareTopeakZéfal など。

フレーム材質 (frame material)

  フレーム材質としては鋼(スチール)、アルミ合金、チタン合金および炭素繊維強化樹脂(CFRP)の4種類がある。
鋼としては、低炭素鋼、高張力鋼およびクロムモリブデン鋼などがある。より軽量なフレームを求めて、使う材質が多様化した。

ヘルメットミラー (helmet mirror、helmet mounted mirror、helmet mounted rear view mirror)

概要
  ヘルメットに付けて後方を見る鏡(ミラー)。
ハンドルに付けるバックミラー のように、身体が邪魔になって後ろの一部が見えないということはない。
前方と後方を同時に見ることも可能。片目で見ることとなる。バックミラーより視野が広い。
取付位置
  左側通行の日本はヘルメットの右側に付けるが、右側通行の国は左側に付ける。
左右のどちらにも付けることができる。 鏡の向きは変えることができる。鏡の支持棒を曲げられるものもある。
材質
  鏡の材質は鏡めっきをしたABS樹脂が多い。
質量
  17~25g。
メーカー
  Bicycle SafetyBlackburnCycle AwareZéfal など。

コンプレッション調整 (compression adjustment、compression damping adjustment)

  圧縮調整。マウンテンバイクなどに使われている緩衝器(サスペンション)が圧縮される速度を調節すること。

エルゴノミックハンドル (ergonomic handlebar)

  ドロップハンドルの一つの形態で、アナトミックハンドルと同じ。
伝統的な円弧形状部に直線部が作られている。

バイクフィット (bike fit、bicycle fit、bicycle fitting)

  自転車合わせ。乗車目的および自転車の種類に合わせて、快適に、動力効率が良くまたは高速で走れるよう、自転車の各部の寸法などを乗る人の身体に合わせること。
   参考資料  「自転車合わせ

サイクルミラー (cycling mirror)

  ハンドルなどに付けて後方を見る鏡。見る角度は調節できる。バックミラーとも呼ばれる。ハンドルの端に付ける鏡は、バーエンドミラーと呼ばれることがある。ヘルメットに付ける鏡はヘルメットミラーと呼ばれることがある。左側通行の日本は右側に付けるが、右側通行の国は左側に付ける。

ドロップバー (dropbar、drop bar)

  ドロップハンドルのこと。

クラウンレース切削工具 (crown race cutting tool)

  フォーククラウン下玉受け(クラウンレース)の座を加工する工具。クラウンレースを切削するような紛らわしい名称。クラウンレース座切削工具とすると分かりやすい。 下玉受けの内径がクラウン座の外径に適応できるように切削する。下玉受けの内径よりクラウン座の外径が0.05~0.15mm大きければよい。1"フォークには26.5mm及び27.1mmの座そして 1-1/8"フォークには30.1mmの座を加工する。
コレットを使うことにより切削した座の芯が操縦管の芯と同じになるように加工できる。
また、下座面が操縦管の中心線と直角になるように加工できる。
工具の操作は次のように行う。カッターを固定ねじで本体に固定する。1"カッターは一面が26.5mmそして他面が27.1mmである。キャップを外して、コレットを本体に入れる。キャップを付けるが締めない。 工具を操縦管に入れてから、遊びがなくなるまでキャップを締める。切削油潤滑油は好ましくない)を付けて、工具のハンドルで回して切削する。

破裂圧力 (burst pressure)

  タイヤチューブが破裂する圧力。破裂圧力はタイヤ横に書かれた規定圧力の2~4倍の圧力であることが多い。リムと係わりがる。
高圧により膨れてタイヤがリムから外れたり、ビードが破損するとリムから外れ、チューブの支持がなくなった部分が破裂することがある。

クラウンレースセッター (crown race setter)

  フォーク操縦管にクラウンレース(下玉受け)を圧入する工具。1"、1-1/8"、1-1/4" および1.5"の下玉受けに使うことができる。工具の操作は次のように行う。 フォークの操縦管に下玉受けを入れ、その上に下玉受けに合うインサートを入れる。圧入管をインサートの上まで差し込んで、その頭を金槌でたたいて圧入する。

自転車法

  昭和55年に制定された「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」という長い名称の法律は、一般には自転車法と呼ばれている。
第1条(目的)、 第2条(定義)、 第3条(国及び地方公共団体の責務)、第4条(良好な自転車交通網の形成)、第5条(自転車等の駐車対策の総合的推進)、第6条(放置自転車等)、第7条(総合計画)、第8条(自転車等駐車対策協議会)、第9条(自転車等駐車場の構造及び設備の基準)、 第10条 (都市計画等における配慮)、第11条 (交通安全活動の推進)、第12条(自転車等の利用者の責務)、第13条(自転車の安全性の確保)、第14条 (自転車製造業者等の責務)、第15条(国の助成措置等)

クラウンレースプラー (crown race puller)

概要
  操縦管の下部に圧入されて、フォーククラウンの上にあるクラウンレース(下玉受け)を引抜く工具。1"、1-1/8"、1-1/4" および1.5"の下玉受けに使うことができる。
クラウンレースリムーバーとも呼ばれる。
操作
  工具の操作は次のように行う。左右のくさびハンドルを回して、くさびを下玉受けの下に押し込む。 引上げハンドルを回して、下玉受けを操縦管から抜く。胴の長さの制限から、対応できる操縦管長さは380mmまで。引上げハンドルの付いていない工具は、下玉受けをくさびで挟んだ後に工具を金槌で軽くたたいて抜く。
メーカー
  Park ToolUnior 、など。

チェーンスラップ (chain slap)

  チェーンチェーンスティを打つ(スラップ)こと。スプロケット歯数にたいしてディレイラーの能力(キャパシティ)が十分でないとき及びオフロードの凹凸の激しい所を走るとき、などに起きることがある。
塗装の傷および騒音が問題となる。騒音および傷の発生を防止するための覆いとして、チェーステイガードが使われることがある。

ハイドレーションシステム (hydration system)

  水分補給システム。
水の入れ物(水袋またはボトル)、チューブおよびバイトバルブで構成されている。
バイトバルブを噛むと弁が開き弁から水が出る。こまめな水分補給ができる。
具体例としては、
  (1) ハイドレーションパックがある。
  (2) 袋(ブラダー)ではなくボトルを使ったものもある。
  (3) サドルバッグに入れたボトルからチューブをハンドルまで引き、先端にバイトバルブを付けて飲むようにしたシステムがある。
  (4) バイトバルブ及びチューブの付いたエアロボトルのケージ座をコンピュータマウントと共にヘッドセットに固定する形がある。
      ホース先端には磁石が付いており、使わないときはハドルに固定される。
  メーカーは、BlueDesertShowers Pass 、など。

EPS (Electronic Power Shift、expanded polystyrene)