自転車用語 (続き20)自転車探険!

ビードワックス (bead wax)

  クリンチャーリムへのクリンチャータイヤ及びチューブレスタイヤ装着時に、 タイヤがリムに取り付けやすいようタイヤのビード部に塗布するワックス。
液状もある。
  メーカーは、SchwalbeUncle Dicks 、など。

流体式 (hydraulic)

  流体の圧力でブレーキなどを作動させる方式。流体として作動油が使われる場合は、油圧式とも言う。

ジャージー (jersey、bicycle/cycling/bike jersey)

概要
   競技およびサイクリングなどに着用する上着。柔らかく、伸縮性に富む。防寒、保温のためにジャケットの下に中間着(ミッドレイヤー)として着ることもある。














































種類
  男性用および女性用がある。女性用は腰の部分がくびれている形が多い。
ロード用およびオフロード用がある。
長袖(ロングスリーブ)、半袖(ショートスリーブ)および稀に袖なし(スリーブレス)がある。
1着しか購入しない場合は、半袖として冬はアームウオーマーを着用するという方法もある。
競技用には薄く軽い素材の体に密着するものが使われる。
特殊仕様
  (1) 前面は防風性そして背面は通気性とした形がある。
  (2) 女性向けのデザイン及びスタイルを志向したものもある。
  (3) メッシュ繊維で作ったメッシュジャージーがある。
  (4) 女性向けにブラを組み込んだ(ビルトインした)ものもある。
  (5) 男女のペアー用に男用と女用の色柄を統一したものもある。
  (6) 高可視性の繊維を使った製品がある。
  (7) 背面に後ポケットを付けた形がある。
  (8) 胸ポケット及び前ポケットの付いた形がある。
  (9) フード(ずきん)の付いた形(フードジャージー)がある。
(10) 裾のまくれ防止に後ろ内部の下部にシリコンストリップを付けた形もある。
(11) 安全対策として腰にLED照明を付けた形がある。
(12) フードが付いて折りたたむと2.5 literの大きさになり携帯できる防雨形がある。
(13) 下部内側にすべり防止のためのシリコーングリッパーを付けた形がある。
(14) 平面のデザインではなく、3次元の身体に合わせて3次元(3D)のデザインとした形がある。
構造
   乗車姿勢で分けると、前傾姿勢用及び直立姿勢用がある。前傾姿勢用は前面の長さよりも後面の長さが長い。直立姿勢用は前面と後面の長さが等しい。
腰が伸縮性になっているものもある。背中又は両横がメッシュになったものもある。
ジッパー
  ジッパーは無いもの、下までの全ジッパー、胸の途中までの半(ハーフ)ジッパーおよび1/4のクオータージッパーがある。
全ジッパーは夏の通気のために胸の開度を調節できる。ボタン掛けの形もある。
サイズ
  XS、S、M、L及びXLなどがある。サイズは胸囲で表す。
サイズと胸囲の対応表を付けているメーカーもある。
フィット
   フォームフィット(ぴったり)、ルーズフィット(ゆったり)及びその中間のスリムフィットがある。
試着
  お店で試着するときは、乗車姿勢を取ることが大切。直立では胸の回りなどがきつい場合でも、乗車姿勢では丁度良いことがある。逆に、直立で丁度良いと乗車姿勢ではゆるいことがある。
  長袖を購入する時は手を前に伸ばして、十分な長さがあるか確認する。
材質
  ポリエステルナイロン(ポリアミド)、羊毛(ウール)、メリノウール、綿およびこれらの混紡など。羊毛は主に冬用。
中空繊維を使ったものは保温性が良い。メリノウールに竹炭を加えて吸湿及び吸臭気性を良くしたものがある。
服の色
   明るい色の服装は、横を通過する車が自転車との間にあける間隔を増す効果があるという研究報告(G R Watts,1983)がある。
デザイン
  女性用には華やかなデザインがある。
メーカー
   ウエイブワンデサントパールイズミ2XUA.P.G.(Giordana)AssosBabiciBellwetherBicycle LineBrikoCafé du CyclisteCanari CyclewearCapoformaCarbonautCastelliCedar CyclingCervo RossoChapeau!Chrome IndustriesClif Bar & CompanyConquest Cycle WearCraftDakineDannyShaneDe Marchi SportDescenteDude GirlEleven VeloEnduraFunkier BikesForza RacewearFoskaGiordanaGore & Associates
Ground EffectHalf Baked BrandHarlot ClothingHincapie SportswearHoss Technical GearHultraIcebreakerImpsportIntrepid ApparelJett GearJoneswaresKitsbowLe ColLouis GarneauLuna SportMorvelo Bicycle ApparelMavicMilltagMOA SportMt. Borah DesignsNemaNona VarnadoPactimoPanache CyclewearPistardPOCPolaris ApparelPrimal WearRace Face Performance ProductsRapha RacingRepack ClothingRetroRH+
Road HollandRoyal RacingSantiniSearch and StateShutt Velo Rapide SkinsSmartWoolSoloSombrioSommerville SportsSportfulSuarezSugoiSumattoryTelegraph Road CyclingTenn-OutdoorsTerry Precision CyclingTrashy CatTrek Bicycle(Bontrager)Troy Lee DesignsUpland Sports Group
Vulpine PerformanceVanderkittenVermarc SportVeltec SportsVolerVOmaxWabi WoolensW. L. Gore & AssociatesZoic Clothing 、 など。

セライタリア (Selle Italia)

  1897年設立の北部イタリアの自転車サドルのメーカー。
皮革の加工を得意とする。サドルの歴史を作ってきた。
1990年代にチタン合金製サドルレールの付いたサドルを世に出した。
セラ(Selle)はイタリア語でサドルのこと。
右図は本社工場。
   ホームページ

センチュリーラン (century run、century、century ride)

概要
  センチュリー(100)の距離および決められたルートを1日(8時間など)で走る競技ではなくサイクリングの大会。 センチュリーライドまたは単にセンチュリーとも呼ばれる。
主催者
  サイクリングクラブおよびサイクリング協会など。
距離
  センチュリー(100)に対する単位としては、次の2種類(マイルおよびキロメートル)がある。
    (1) マイル (マイルセンチュリー又はアメリカンセンチュリー)  100 mile = 約160km
    (2) キロメートル (メトリックセンチュリー)  100 km
  なお、センチュリーの半分はハーフセンチュリーそして倍はダブルセンチュリーと呼ばれる。
携帯用品要
  予備チューブ、最小限の工具、携帯空気入れ(フレーム空気入れ又はミニ空気入れ)および水筒(ボトル)などを持っていくことがある。

スラント角 (slant angle)

  傾き角。スラントは傾きのこと。後ディレイラー平行四辺形面の車軸に対する傾き角。

サイクルサッカー (cycleball、cycle ball、bikeball、bicycle soccer)

概要
  サイクルサッカー車に乗って行うサッカー競技。サイクルボールとも呼ばれる。
公式の試合は1893年に始まり、国際試合は1929年に始まった。
ルール
  ゴールキーパーを兼ねた2名のチームが主に前輪を使い、パス、ドリブルおよびシュートによって、7分ハーフの競技を争う。ゴール域内ではゴールキーパーは手でボールを取ることが許されている。
ボール
  ボール(右の競技写真において緑色の矢印で示す)には馬の毛などが詰められており硬く、外径170~180mmそして質量500~600g。
ボールは最大約15m/sの速度がでる。
屋内競技場
  広さは幅11m x 長さ14mそしてボールが外に出ないよう周囲は高さ300mmの壁が立ててある。ゴールは幅2m x 高さ2mでボールを受ける網が張ってある。
動画
   サイクルサッカー(サイクルボール)の動画
ポロ
  打球づちを使ってボールをゴールに入れる競技として、バイクポロがある。

ツイストシフト (twist shift)

  ハンドルにぎり部をねじる(ツイスト)ことによって変速する方式。グリップシフターと同じ。

低ギア比 (low gear ratio)

  ギア比が小さいこと又はギア比が小さい状態を表す。ギア比が小さい状態は、クランクスプロケットの歯数の少ないスプロケットおよび後輪スプロケットの歯数の多いスプロケットの組合わせ(小-大スプロケット)で得られる。 登坂および停止からのスタートなどに使う。荷物の荷重が加わり坂も上る旅行車は、小さいギア比が必要。

ファニーパック (fanny pack)

  ウエストバッグと同じ。デジカメ、携帯電話などの小物を入れる。主に、短・中距離用。

高ギア比 (high gear ratio)

  ギア比が大きい状態を表す。高速走行に使われる。大きいクランクスプロケットおよび小さい後輪スプロケットを使うと高ギア比となる。 氷上および踏み固まった雪上は、高速ではなく高ギア比で走ると滑りにくい。

シッティング (seated、seated pedaling)

  座漕ぎ。サドルに座った状態でペダルを漕ぐこと。シッティングは和製英語。反意語は立ち漕ぎ

クライテリアム (criterium、criterium race)

  町の複数の区画(街区)を組み合わせて、それぞれを1周(2km前後)または複数の周回をする自転車競技。
街中で多くの人が観戦できる。
  クライテリアム自転車は多くの街角を
タイトターンするので、ボトムブラケット(BB)位置は一般のロードレーサーより高めになっている。
安定走行性より操縦性を重視するので、
ホイールベースおよびトレイルは短い。


あやどり (spoke crossing)

  ハブフランジの外側から通したスポークを内側から通したスポークの上に重ねて交差させること。

シングルクラウン (single crown、single crown fork)

  単クラウン。クラウンが1つの形または単クラウンを持つフォークダブルクラウンがあるために使われる用語。

ショットピーニング (shot peening、shotpeening)

  無数の金属などの小さいいたま(ショット)を高速度で金属表面に衝突させ、材質特性の向上を図ること。
たまが高速度で材料の表面に衝突すると、材料表面は微小にへこみ、表面に無数の丸いくぼみが残って梨子地模様となる。
表面の硬さは増し、また繰返し荷重に対しては表面層に付与された圧縮残留応力が相殺する形で作用し疲れ強さが増す。
この他、耐摩耗性の向上、放熱性の向上および流体抵抗の減少等の効果がある。
  リムフレームハンドルおよびハンドルステムなどにはショットピーニングを施したものがある。 ひびが生じやすいリムに施すと亀裂防止の効果がある。
金属のたまの例を左図に示す。
ショットピーニング装置の一例を右図に示す。
装置にはサイクロン集塵装置が付いている。



ベースバー (base bar、base handle bar)

概要
  トライアスロンバイク及びタイムトライアルバイクにおいて、エアロバー(クリップオンバー)及びブレーキレバーを取り付けるベースとなるハンドル。
その形状からブルホーン又はカーウホーンとも呼ばれる。
質量
  200~300g。
材質
  アルミ合金および炭素繊維強化樹脂(CFRP、俗に言うカーボン)など。
メーカー
  日東BBB Bike PartsProfile DesignPro-LiteZipp Speed Weaponry 、など。

ダブルサスペンション (double suspension)

  マウンテンバイクにおいてサスペンションが前輪および後輪に付いている形式。フルサスペンションと呼ばれることが多い。

フルカーボンフォーク (full carbon fork、full carbon fiber fork)

  フォークの構成要素である操縦管クラウン(肩)、ブレード及びつめの材質を全て炭素繊維強化樹脂(CFRP、俗にいうカーボン)にしたフォーク。金属製よりも軽く、振動吸収性もある。

タイヤゲージ (tire pressure gauge)

  タイヤの空気圧(タイヤ圧力)を測定する タイヤ圧力計 のこと。タイヤ寸法を測定するゲージという印象を与えかねない不適切な用語。

脚長 (leg length)

概要
  直立したときの床から大腿骨上端(脚の関節部分)までの距離(右図)。
自転車との関係
  脚長はクランク長およびサドル位置(高さ及び前後位置)に影響する。
脚長の平均
  日本人の大人の脚長の平均は、男性が85cmそして女性が79cmである。脚長は身長のほぼ半分の長さである。
測定方法
  脚長の測定方法には次の3つがある。
  (1) 実測 : 素足で床に立ち、床から大腿骨上端(脚の関節部分)までの距離(高さ)を計る。ペダルを漕ぐ足間隔と近似するよう、両足間を150mmほど離して立つ。
  (2) 座高から : 身長から座高を引く。座高は真直ぐに椅子に座ったときの、椅子の表面から頭頂までの高さ。
  (3) 股下寸法 : 股下寸法で代用する。ただし、股下寸法は上記の脚長より50mm前後短いため、代用は好ましくない。

比重 (specific gravity)

  その物質の密度と4゜Cの蒸留水の密度(1,000kg/m3 )との比。水は4゜Cにおいて密度が最大となる。鉄の密度は7.85。アルミの密度は2.7。

輪行 (bicycle travel)

概要
  前輪後輪およびペダルを外して(又は折りたたみペダルを折りたたんで)又は折りたたみ自転車を折りたたんで、輪行袋などに入れて、電車、バス、飛行機または船などで現地に運び、サイクリングすること。 一般には、車輪の脱着が簡単にできるクイックリリースの付いた車輪を使う。 交通機関を使うので、輪行には地球環境に優しいとは言い難い部分が少しはある。
鉄道
  JR東日本、東海および西日本などの旅客営業規則によれば、「3辺の最大の和が、250センチメートル以内のもので、
その重量(質量のこと)が30キログラム以内のもの」で「自転車にあつては、解体して専用の袋に収納したもの又は折りたたみ式自転車であつて、折りたたんで専用の袋に収納したもの」は無料手回り品となる。
一般の自転車の3辺の最大の和は約150cm以下なので大きさ等の問題はない。他の私鉄各社もこれに準じている。
乗客の邪魔にならない輪行袋の置き場所は、車両の最前端または最後端など。
高速バス
  一部の会社を除いてほとんどの高速バス会社は、バスのトランク容積に限りがあるという理由で、3辺の和が90cm以内そして質量が10kg以下としているか、または折りたたみ自転車の収納を禁じているので、高速バスによる輪行はできない。
フェリー
  フェリーは搭載できる。
サイクルトレイン
  自転車を分解や折りたたみをせず、輪行袋に入れずに、そのままの形で乗せられる電車はサイクルトレイン(和製英語)と呼ばれている。

ワイドレンジ (wide range)

  •  ギア比の幅(範囲)が広いこと。マウンテンバイクは丘や山に登るので、ロード系自転車に比べて、ワイドレンジとなっている。ワイドレシオとも言う。
  •  多種類の(種類が多いこと)。

多ピボット (multi pivot、multi pivot suspension)

  ピボットが複数の後輪サスペンションマウンテンバイクに使われる。リンクも複数となるため多リンク(マルチリンク)とも呼ばれる。ピボット位置によって、小さい凹凸を無視したり、逆に応答を良くしたりと、設計の自由度が大きい。 欠点は原価の上昇、質量の増加、横方向強度の低下および保全性の低下。ピボットが4個の形は4バーリンクとも呼ばれる。ホルストリンクも多ピボットの一種。

キックバック (kickback)

  反動。後輪サスペンションの付いている自転車に起こる現象で、凹凸の激しいオフロードの走行においてチェーンを介してペダルに反動が働くこと。原因は、後輪が付いているスイングアームの動きによって、前後スプロケット間の距離が変わること。 その対策としてホルストリンクが考案された。 キックバックの動き 後輪サスペンションの動き

単ピボット (single pivot)

  マウンテンバイクの後輪サスペンションにおいて、剛体の後三角が1つのピボットによって支持されている構造。単純で強度が大きいのが特徴。
  ピボットはポトムブラケット シェル周辺のフレームにあり、後輪軸はそのピボットを中心にして円弧を描く。
ピボット芯はボトムブラケット芯と一致していないため、チェーンの芯間距離(クランク軸と後輪軸の距離)はオフロードの大きな凹凸によって変化しペダルに反力(キックバック)が働く。

センター (middle sprocket)

 中間スプロケットに対応するカタカナ語。英語ではセンター(中心)とは言わずミドル(中間)と呼ばれる。

ソール (sole)

  靴底のこと。中敷(インナーソール)と区別するために、アウターソールと呼ばれることがある。なお、クリート靴は靴底にクリートが付く。

ヘッドパーツ (head parts)

  ヘッドセットまたはヘッド小物のこと。欧米ではヘッドセットという用語が使われる。

サムシフター (thumb shifter)

  ハンドルに取り付け、親指(サム)などで操作する変速機のレバー式シフター
1990年代初期までマウンテンバイクで使われた親指シフターの形式を指すことが多い。
その後現れたラピッドファイアーシフターも一種の親指シフター。3、4、5、6、7、8、9及び10段がある。
シフト方式としては、インデックスシフト及び摩擦シフトがある。
  メーカーは、シマノAcros SportAD-? EngineeringInterloc Racing DesignPaul Component EngineeringSun Race Sturmey-Archer 、など。

エンデューロ (enduro)

  オフロードなどで行うマウンテンバイク競技の一形態。
走路にダウンヒル及びアップヒルがある。
規定時間内にコースを何周走ることができるか争う。
規定時間は主催者によって、2、3、4、6、8または10時間など。
ステージ競技もある。オートバイのエンデューロが起源となっている。
    鈴鹿8時間エンデューロ
    イタリアのスーパーエンデューロ
エンデューロワールドシリーズ(Enduro World Series)、2013年から行われている。

外リンク (outside link、outer link)

  チェーンは内リンクと外リンクを交互に外リンクのピンで連結して作られている。
外リンクは左右の外プレート及び2個のピンで構成されている。
右のピンは右の内リンクのブッシュに入る。
左のピンは左の内リンクのブッシュに入る。これらのピンは外プレートと連結する。

フリクション (friction)

  摩擦

内リンク (inside link、inner link)

  チェーンは内リンクと外リンクを交互に外リンクのピンで連結して作られている。
内リンクは左右の内プレート及びそれを連結する2個のブッシュで構成されている。
  図はブッシュ(端面が見えている)にローラーの付いた内リンク。
ブッシュに外リンクのピンが入る。

テンション (tension)

  張力のこと。

リーチ調整ねじ (reach adjustment screw)

概要
  ブレーキレバーハンドルの間隔を手の大きさに合うように調整するねじ(右図)。リーチアジャスターとも呼ばれる。
特に女性は手が小さいので調整することが望ましい。ショートリーチレバーもある。
調整方法
  2mmの六角レンチでねじを回して調節する。カムを回して調節する形式もあった。
リーチを大きく変更したときは、ブレーキロープ(ケーブル)長の調整も必要。
標準
  ブレーキパッドリムに接触したとき、レバーは全開とハンドルのにぎりの中間にあるのが一つの標準。
リーチを短くしすぎると、パッドの磨耗などによりレバーがにぎりに当たり、ブレーキが利かなくなる。

リオター (Lyotard)

  フランスの歴史あるペダルメーカー。1930年代にプラットフォームペダルを出した。なお、フランス人はリヨタールと呼ぶ。

デュラエース (Dura Ace)

  ロードバイクの部品に対するシマノの最上位の部品群(グループ)の名称。ジュラルミン(アルミ合金の一種)とデュラビリティ(耐久性)という単語からデュラという言葉が浮かび、これとエースを組み合わせて名称を決めたとされている。カンパニョーロリコードに対応する。

レオタード (Lyotard)

  フランスの歴史あるペダルメーカー。1930年代にプラットフォームペダルを出した。なお、フランス人はリヨタールと呼ぶ。日本ではリオターおよびリオタードとも呼ばれる。

ラピッドファイアープラス (Rapidfire Plus)

  マウンテンバイクなどのアップハンドルに付けるシマノシフターの商品名。 1990年に出されたラピッドファイアーアップシフト
ダウンシフトも親指で行っていたが、その改良型。左写真XTはそして右写真はXTR。
  親指で大スプロケットへ移動させ、人指し指で小スプロケットに移動させるので、旧ラピッドファイアーのような操作間違いがない。

リオタード (Lyotard)

  フランスの歴史あるペダルメーカー。1930年代にプラットフォームペダルを出した。なお、フランス人はリヨタールと呼ぶ。

インター (Inter)

  ハブおよびハブ軸と一体となった内装変速機に対するシマノの名称。インターの次に付く数字は変速段数を表す。例えば、インター8(写真)は8段変速。

ガタ (play)

  軸受などの異常な隙間。主に磨耗によって生じる。異常な隙間があると部品が、がたがたすることからそう呼ばれる。

シングルトラック (single track)

  単路。自動車は通れないが、マウンテンバイクは走ることのできるオフロードの細い道。
四輪車のオフロードの車輪跡が複路(ダブルトラック)になるのに対し自転車の車輪跡は単路となる。

ハイドローリック (hydraulic)

  流体式。ハイドロは水の意味。

ホルストリンク (Horst Link)

概要
  マウンテンバイクの後輪サスペンションのリンク機構の一種。ペダル漕ぎ及び後輪のブレーキ掛けの影響を受けないように考案されたもの。
発明者
  AMP Research社(米国カリアォルニア州)社長のHorst Leitner(オーストリア生まれ、自動車技師、米国へ移民)が1970年代に発明し1981年に特許を取った。 自転車部門が業績不振なので閉鎖し、1991年にSpecialized社に特許を売った。Specialized社は複数社へライセンス供与している。
機構
  右図は特許の図であり、部品No.20、4、9及び8の4箇所のピボット(赤色)で動く。緩衝器(No.10)とはNo.40のピボットで連結されている。
  要点は後輪軸24がチェーンステイ2の後端ピボット4の後方かつ上にあること(後輪を付けるの前方でシートステイがチェーンステイにピボットで連結されていること)。
チェーンステイはポトムブラケット シェル (BBシェル)の上方の立管(シートステイ)にピン20で固定されている。緩衝器10はシートステイと立管を連結するリンクの中間部に連結されている。 このリンク機構によりポトムブラケット(BB)芯から後輪軸への距離が変わらず、かつ車輪は垂直上下に動く。
欠点はピボットの数が多いため高価となること及び強度が低下すること。

サイドウオール (side wall、sidewall)

  タイヤの側壁。一般に、右側の側壁にはメーカー名、タイヤサイズおよび推奨空気圧(推奨圧力)が記されている。

リジッドフォーク (rigid fork)

  サスペンションの付いていないフォーク
ロードバイク用及びマウンテンバイク用がある。
曲がりブレード及び真直ぐブレードがある。
フォークオフセットは、40~50mm。
Vブレーキ座及びディスクブレーキ座の付いた形がある。
材質は、クロモリ鋼、アルミ合金、チタン合金またはCFRP(俗に言うカーボン)など。
  メーカーは、AffixAX-LightnessElement TechnicEnve CompositesOriginal Bike EngineeringPZracingWhisky Parts
Xi'an Changda Titanium Products 、など。


タイヤビード (tire bead)

  ビードと同じ。

フルサスペンション (full suspension)

概要
  サスペンション前輪フォーク)および後輪フレーム)に付いている形式。
用途
  クロスカントリー、丘下り(ダウンヒル)およびフリーライドマウンテンバイクに使われる。
利点
  (1)乗り心地が良く疲れにくい。(2)自転車の制御性が良い。(3)タイヤの接地性が良くなる。
欠点
  (1)高価。(2)質量が大きい。(3)保全箇所が多くなる。
    走行エネルギーの一部がサスペンションに吸収されるが、丘下りでは問題にならない。
    後サスペンションが付くと高価かつ質量が大きくなるので、オフロードの路面状態が後サスペンションを必要としているか検討を要する。

フィックストギア (fixed gear、fixed sprocket)

  固定スプロケットのこと。ギア(歯車)とスプロケット(鎖車)は形状も機能も異なる。フィックスドギア とも言う。英語の発音はフィックストギア。

センターロック (Center Lock 、Centerlock)

  ディスクブレーキにおいてブレーキローターセンターロックハブに取付けるシマノ特許の方式名。
ハブより出たブレーキローター取付用のスプライン軸にスプライン穴のあるブレーキローター(右図)を入れて、ロックリングで固定する。
取り付けには、ロックリング工具を使う。

ジョッキープーリ (jockey pulley)

  案内プーリ(ガイドプーリ)のこと。ジョッキーは騎手、運転手、操縦者のこと。騎手が馬を誘導するように、チェーンを案内するプーリという意味。

エアロフレーム (aero frame、aerodynamic frame)

  走行時の空気抵抗が減るような形状(流線形)にしたフレーム
タイムトライアルおよびトライアスロンの自転車として使われる。空力フレームともいう。

ベーステープ (base tape)

  チューブラータイヤの縫い目およびケーシングを保護する繊維製の帯。
材質は木綿繊維など。
テープはタイヤをチューブラーリムに接着する面となる。
リムへの接着には、リムセメントを使う。


トリガーシフター (trigger shifter)

  インデックスシフト式のシフター。主にSRAMがその部品名称として使っている。2003年に出したもので上下共に親指でシフトさせる。
動き比はSRAMとシマノでは異なるので互換性はないが、シマノと互換性があるものも一部作っている。 英国の内装変速機のメーカーである
Sturmey Archer社が、第二次世界大戦前に、初めてハンドルに付け人差し指で操作するシフターとして内装変速機用に開発したのが始まり。
それまでは、上管(トップチューブ)に付けていて操作のためハンドルから片手を離す必要があった。

ポリカーボネイト (polycarbonate)

  透明な熱可塑性樹脂で耐衝撃性がある。いろんな色に着色できる。
密度1.2g/cm3縦弾性係数2.0~2.4GPaそして引張強さ55~75MPa。
サングラスのレンズなどに使われている。特殊な例としては、フレームに使われている。
右端図は着色したヘッドセットスペーサー。

ハイパードライブC (Hyperdrive-C)

  マウンテンバイク用のコンパクトドライブに対するシマノの商品名。Cはコンパクトの頭文字。クランク4アームクランクであり、スプロケットボルト
ピッチ円直径(PCD)は、大中スプロケット取付用が104mmそして小スプロケット取付用は64mm。 歯数は44_32_22Tおよび44_32_24T。

レコード (Record)

  ロードバイクの部品に対するカンパニョーロ社の最上位部品群の名称の誤発音。正式にはリコードと言い、競技の最高記録という意味。シマノのデュラエースに対応する。

ハイパードライブ (Hyperdrive)

  前ディレイラーにおいて、スプロケットの回転力をチェーンの持上げに利用して素早く変速するために、クランクスプロケットの側面に設けた持上げ歯およびピンのこと。 小スプロケットから中間スプロケットへチェーンを移すときは、中間スプロケット側面に付けた持上げ歯によって持上げ誘導する。
中間スプロケットから大スプロケットへ移すときは、大スプロケット側面に付けたピン及び持上げ歯で持上げ誘導する。マウンテンバイクに使われる。

面取り (chamfering)

  90度などに尖った角を無くすために、角を(削り)取ること。
面取りした後の角の形状は、30°又は45°などのの斜面または曲面など。
右図は面取りをした軸(シャフト)。
ディレイラーによる変速時に、カセットスプロケットとのオン・オフを早くするために、面取りをしたチェーンがある。