自転車用語 (続き13)自転車探険!

アスペクト比 (aspect ratio)

  縦横比のこと。自転車の構成品の縦横比(アスペクト比)は、次の部品に見られる。
(1)空力リム、(2)空力フォーク、(3)空力フレームおよび(4)空力サドル支柱に見られる。
  •  空力リム
      空力リムの場合は、アスペクト比 = 高さ(a)/幅 (b)となる。
    右図のリムは a=24mm そして b=20mm であるから、アスペクト比 a/b = 24/20 = 1.2 となっている。
    空気抵抗の減少効果には、リムとタイヤ一体のアスペクト比 = A/B が影響する。
    リムとタイヤ一体のアスペクト比(A/B)が 2.5~3.5 のとき空気抵抗は最小となる。

  •  空力フォーク
      断面形状を扁平な流線形として、空気抵抗を減らすようにした空力フォークの場合は、アスペクト比=横幅(L)/前幅(D)となる。
    空気抵抗に影響する前面投影面積を減らすために前幅を狭くし、強度を確保するため横幅を広くするので扁平になる。
    アスペクト比L/D=3~4のものが多い。トライアスロンバイクなどの高速で走る競技車に使われる。
    材質は炭素繊維強化樹脂が多い。なお、一般的なフォークのアスペクト比L/D=2前後。

  •  空力フレーム
      フレームを構成する上管下管及び立管などには扁平にした管を使っているものがある。その管のアスペクト比 a/b = 1.8~2.6となっている。
    UCI規則(1.3.020)によれば、管の最大高さは80mmそして最小幅は25mmでなければならない。アスペクト比は3.2以下となる。

  •  空力サドル支柱
      サドル支柱の中には上部を扁平にした管を使っているものがある。

ステアーチューブ (steertube、steer tube)

  操縦管のこと。

インターナルギア (internal gear)

  内装変速機、すなわち変速用の遊星歯車を組み込んだ後ハブ。ギアハブまたはハブギアとも言う。 防塵、防水性があり、またグリースが封入されているので注油の必要がなく、外装変速機より磨耗が少ないので寿命が長い。保全(メインテナンス)の必要性が少ないのでシティ車などに使われることが多い。
外装変速機よりやや質量が大きい。変速段数は3段~11段(シマノ)。メーカーによっては12段(Sachs)および14段(Rohloff)もある。

フリーホイールリムーバー (freewheel remover)

  フリーホイールを外す工具。フリーハブリムーバーまたはロックリング工具(シマノ名称)とも呼ばれる。フリーホイールを固定しているロックリング
めすスプラインに工具のおすスプラインを入れてスパナで左に回すと、ロックリングが外れてカセットスプロケット及びフリーホイールが外れる。 その際
フリーホイールが回らないよう、カセットスプロケットをチェーンウイップで回り止めをする。 ロックリングを取り付けるときは、ねじにグリースを塗り工具(リムーバー)を右に回す。
固定トルクは40Nm程度。フリーホイールは回らないのでチェーンウイップは必要ない。工具の芯出し用の案内ピンが付いている形(左)および付いていない形(右)がある。
メーカーは、BirzmanPark ToolUnior 、など。

シートポストバインダー (seatpost binder)

  シートポストクランプと同じ。

エアロホイール (aero wheel)

概要
  走行時の空気抵抗が減るような形状にしたホイール。一例は、リムエアロリムスポークエアロスポークそしてタイヤは細幅のスリックタイヤとしたホイール。 これらの中ではリムとタイヤの影響が大きく、スポークの影響は相対的に小さい。クリンチャーホイール及びチューブラーホイールがある。
空気抵抗
  ホイールの空気抵抗は自転車との組み合わせによって変わるので、装着する自転車に適したホイールを選ぶ必要がある。 後輪ペダルを漕ぐ足を通過した空気が流れるので、その状況で空気抵抗が少ない形状のホイールが求められる。
  一般に、ヨー角(ヨーアングル)が15°以下において空気抵抗が小さくなるように設計する。
リム高さ
  リム高さの一例は、クリンチャーホイールでは24~90mmそしてチューブラーホイールは50~90mm。
材質
  リム材質は、アルミ合金又は炭素繊維強化樹脂(俗にいうカーボン)など。
メーカー
  シマノCampagnoloCarbonSports(Lightweight )Energy LabEnve CompositesGrammo Factory OutletHed Cycling ProductsReynolds CyclingRolf Prima
Zipp Speed Weaponry 、など。
   参考資料  「ホイール

前照灯 (bike lamp、front lamp、front light、head lamp)

概要
   前照灯は「JIS C9502 自転車用灯火装置」及び道路交通法の用語。道路交通法施行令第18条では灯火と呼んでいる。灯火には前照灯および尾灯が含まれる。
ハンドル頭管(ヘッドチューブ)またはフォークに付けて、下記の目的で前方を照らす照明器。ロード用及びオフロード用がある。
容易に取り外しの出来る前照灯は、夜間の点検および修理のための照明としても使うことができる。
構成
   本体(ボディ)、ランプ、レンズ、反射器及び電気回路で構成されている。
取付のためのブラケットが付いている。
予備電球が格納できる構造でなければならない(「JIS C9502 自転車用灯火装置」)。
目的
  前方を照らす目的は、
  • 前方通路(ロード又はオフロード)を照らし、道路、人物、自転車、車輌、および障害物等が視認できるようにする。
  • 自動車やバイクなどに、存在を知らせる(自転車事故の多くは、ランプを点灯していない自転車で起きている)。
法規制
   「車両等は夜間、道路を通行するとき次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ当該各号に定める灯火をつけなければならない。」(道路交通法施行令第18条)
  光度は400カンデラ以上でなければならない(「JIS C9502 自転車用灯火装置」)。
「軽車両は、公安委員会が定める灯火」(道路交通法施行令第18条)。 自転車を軽車両と見なすと、次の規定が適用される。
「白色又は淡黄色で、夜間、前方10メートルの距離にある交通上の障害物を確認することができる光度を有する前照灯。」(公安委員会規則)
光源の色
   前照灯から放射される光線の色は、白色光または淡黄色光。目で見える点滅をしてはならない。(「JIS C9502 自転車用灯火装置」)。
電源
   電源は発電機乾電池または蓄電池で、電圧は1.5~6Vそして定格電力は2.4~6W。
ランプの付いた本体に電池を入れる形および電池パックと配線で接続する形がある。
電池の残量を表示できるもの及び残量が少なくなると警告表示が出るものもある。
  磁石を回転する金属リムに近づけると発生する渦電流(エディカレント)によって発電して点灯させる前照灯がある(Magnic Light)。
フォークに取り付ける。機械的な摩擦損失がなく、軽量で配線を必要としない。フルカーボンのリムには使えない。
電球
  白熱ランプまたはハロゲンランプが使われるが、ハロゲンランプが寿命が長い。
HIDランプが使われることもある。
LEDランプも普及している。必要な明るさを得るために、LEDを2~6個並べている。
LEDランプ及びハロゲンランプを上下に並べて、前照灯上部のスイッチで切り替えできる形がある。
明るさ
  明るさの単位としては、ルーメン、カンデラおよびルクスがあるが、ルーメンで表示しているメーカーが多い。
その明るさはメーカーのホームページより、200~2500ルーメン、480~2450カンデラおよび140~550ルクス
一般にマウンテンバイク用は明るい。夜間の競技では、1200ルーメン以上の明るさがあると有利。LEDの数を増やすと明るくなる。
オフロード用の前照灯には、明るさを3段階に切替えできる形もある。
発光効率にもよるが、明るいほど消費電力は多い。3分間だけ最大の明るさとする機能の付いたものもある。
ボタンを押すごとに次のように明るさ及び電池消耗時間(ランタイム)が変わる形がある。
(1) 750 lm、2h、 (2) 450 lm、4h、 (3) 300 lm、6.5h 及び (4) 100 lm、21h。
風速センサーにより走行速度を検知して、明るさを変える形がある。早いほど明るくする。電池の節電を目的としている。
  明るさを測定する計器として、照度計がある。
前照灯の質量当たりで最も明るいものは、8 ルーメン/グラム。
効率
  電源の持つエネルギーが可視光のエネルギーに変換される割合。LEDランプは効率が良い。
赤外線及び紫外線に変換されたエネルギーは無駄になる。
照射パターン
  前照灯の照射角(ビーム角)は10°~30°。ロードでは狭角そしてオフロードは広角が向いている。
照射角を3段階に切り替えられるものもある。ビームの形状を円錐ではなく横に広い楕円錘にしたもの又はレンズの中央に穴を開け光軸部を特に明るくしたパターンなどもある。 照射位置を高と低に切り換えできる形がある。
照射パターンは、前面カバーのレンズ、ランプのレンズ及び後方カバーの反射器(リフレクター、上図)などで作っている。
点滅
  点滅(フラッシング)モードの付いたものもある。電気エネルギーをキャパシターに蓄えておき、自転車停止時も数分間点滅するものもある。遅い(スロー)点滅及び早い(ラピッド)点滅を選べる形がある。
側射
  交差路などで停止時にも横から自転車の存在が分かるように、左右にも光が出るようにしたものもある。
前照灯の光が横にも出るようにした形及び独立の小型サイドライトが付いた形がある。黄色に点滅する形がある。
点灯時間
  電池による点灯時間(ランタイム)は、2~12時間が多い。上部に付けたLCD表示器で分単位まで表示する形がある。
明るさの設定により点灯時間が、高1.5h、中3hそして低6hのように変る形がある。
充電
   充電式の前照灯は、蓄電池を外して充電するもの及び蓄電池を組み込んだ前照灯をクイックリリース式に外して充電するものがある。
USBケーブルを使って、またはUSBプラグが付いていて、パソコンから充電する形がある。
充電器(チャージャー)を必要とする形がある。国によってソケットの形が異なるため、アダプターがある。
  太陽光発電パネルによって充電する形がある(右図)。バックアップに乾電池を使用し、ハイブリッドともいわれる。
質量
  ブラケット及び電池を含む質量は、70~190g。ボタン電池を使った小型のものは約25g。
ヘルメットライト
   ヘルメットに付ける前照灯はヘルメットライトと呼ばれる。 質量の小さい前照灯はヘルメットライトとしても使うことができる。
特殊仕様
  (1) 走行速度を検知して早いほど明るくなる形がある。
  (2) 盗難防止のために、ハンドルに固定するクランプをトルクスねじで締めるようにした形がある。
  (3) MP3プレーヤーを内蔵した形がある。ただし、音楽を降車して聴くのはよいが、走行中に聴くのは安全上好ましくない。
  (4) 先端にかぶせると光を拡散してランタンのようにするディフューザーキャップ(右図)をオプションとして取付できる形がある。
        例えば、ヘルメットライトに付けると夜間の修理の照明となる。
  (5) 照射角度の異なる3種類のレンズを
        交換できる形がある。
  (6) 電気的に音を出すホーンを内蔵形がある。
  (7) ヘッドセットスペーサー外して、操縦管に取り付ける形がある。 ランプ後部の板に操縦管外径に対応した穴が開いている。
  (8) 平ハンドルに6個のLEDランプを入れた形がある。防水及び耐震構造となっている。
        電池はハンドル端より入れる。
  (9) 前照灯に組み込んだ磁石とリムの回転で
        生じる渦電流によってLED灯を点灯させる
        形がある。
        前照灯に回転部分はなくリムとは非接触。
        LED灯が1個でリムの両側に取付ける形及び
        2個で片側に取付ける形がある。
        明るさは走行速度24km/hにおいて150ルーメン。
        リムブレーキに付ける。ブレーキを掛けるとリムに接近するので、より明るくなる。
(10) ハンドルステムの前端にLEDランプを10個付けた形がある。
        電池はステムの中に入れている。
(11) フォークブレードの前方下部に内蔵した形がある。
(12) ハンドルステムと一体にした形がある。ハンドルステムとドロップハンドルも一体となっている。
(13) レンズによってワイドビームとスポットビームを切り替えできるようにした形がある。
(14) ホーンを組み込んだ形がある。2種のトーンを選ぶことができる。
リコール
  Shenzhen Minjun Electronic(メイドインチャイナ)は、2009~2010年に販売した前照灯に付属のリチウムイオン
蓄電池が過熱して火を出すことがあるとして約66,600個をリコールした。
メーカー
   キャットアイパナソニックAcumen(Vetta)Agu Bv(Cordo)AvenirAxa NanoAy Up LightingBaja DesignsBBB Bike PartsBlackburnBookman
BlazeBusch & MüllerCustom IdeaCygoLiteDiNotte LightingDStar LEDElectronElta AutomotiveExposure LightsFenixFenix TorchFuji
Full BeamGemini LightsGiant ManufacturingGloworm Performance ProductsGueeHaoli Precision Helios BikesHope TechnologyHostettler(ixs)
Illuminated CyclingInnos LEDJet LitesKMC Chain IndustrialKnogLezyneLight & MotionLumicycleLupine Lighting SystemsMadison(Electron)MagicshineMagnic LightMagnumMartin-Jones TechnologyMarwiMy FenixMyTinySunNightsun Performance LightingNitefluxNiteRider
Nova Sport LightsNuke ProofOrp IndustriesOwleyeOxford ProductsPedal PedalPlanet BikePortland Design WorksPrinceton TecPro
Radical LightsRaleighRavxReelight ApsSerfasShenzhen Ferei LightingShenzhen Minjun ElectronicSigma SportSilvaSmartS-SunSpanningaSparseStenman HollandSungoSunliteSupernova Lighting SystemsTigra SportTout TerrainTrelockTroutelightsUberbike Components
Ulitmate Sports EngineeringWeston PointerXceonX Fire 、 など。

ダイレクトプルブレーキ (direct pull brake)

  直引きブレーキ。カンチ(カンティ)ブレーキは2つに分かれたアーチワイヤーで左右のブレーキアームを引くのに対し、直引きブレーキはブレーキレバーからのロープで直接ブレーキアームを引く。リニアプルブレーキと同じ。

リニアプルブレーキ (linear pull brake)

  片持ちブレーキの一種。左右のブレーキアームがその下端に独立の支点を持つ。
アウターを左アームの上端に取付け、ロープは右アームの上端に取付ける。
ブレーキを掛けたとき、アウターは左アームを押し、ロープは右アームを引く。 左右のアームはそれぞれのねじりコイルばねで元の位置に戻す。
ばねの強さはねじで調節できる。アーム長さは、85、100、102、107、108及び110mmなど。
リニアプルブレーキに対するシマノの商品名はVブレーキ
  メーカーは、シマノAvidCane CreekCycle GroupExtralitePaul ComponentTektroTRP 、など。

リカンベント (recumbent、recumbent bicycle)

図1 ホイールベースおよび質量図2 ホイールベースおよびシート高さ
概要
  空気抵抗を減らすために、後方へ傾いた背もたれにもたれて、ペダルを漕ぐ自転車。リカンベントは、横たわる、もたれかかる、の意味。 右下写真は、競技場における競技風景。
歴史
  1895年に水平自転車としてジュネーブに展示されたのが世に出た最初。 1914年にフランスのPeugeotが最初に商業生産をした。
種類
  二輪車および三輪車(三輪リカンベント)がある。三輪車は前輪2輪および後輪2輪がある。
三輪車は保管に場所を取る。防雨の透明屋根の付いた形がある。電動形がある。
2人乗り(リカンベント タンデム )がある。
特徴
  空気抵抗が少ない。サドル痛がない。重心が低いので、二輪車は幾分動的釣合いが取りにくい。
運転
  ペダルはハンドルの近くまたは前方にあり、足を押し出すようにして漕ぐ。
その反力はシートの背もたれで受けるので背もたれがないと後ろにすべり落ちる。
手で漕ぐハンドサイクルのリカンベントもある。
分類
  ホイールベースで分類すると、短ホイールベース(SWB、850~1150mm)、小形長ホイールベース(CLWB、1150~1600mm)および長ホイールベース (LWB、1600~1800mm)となる。 ホイールベースの分類の目安を図1に示す。CLWB(小形長ホイールベース)はホイールベースの範囲が全体の約47%と広い ので、台数で見た割合も多い。同図は横軸にホイールベースそして縦軸に自転車質量を取って、各社のデータを打点したグラフ。黒点は二輪車そして赤点は三輪車 である。ホイールベースの平均は二輪車が約1,320mmそして三輪車が約1,040mmである。
質量
  質量の平均は二輪車が約13kgそして三輪車が約16kgである。 短は長よりも軽いと思われるが、図1の限られた質量データを見る限りでは、SWB(短ホイールベース)はLWB(長ホイールベース)よりも軽い(質量が小さい)とは言い切れない。 図2はホイールベースとシート高さ(黒点)およびBB高さ(緑点)との関係を打点したグラフ。ホイールベースが短いとシートが高いと思われるが、明確な相関は見られない。
材質
  フレーム材質はクロムモリブデン鋼、アルミ合金または炭素繊維強化樹脂(CFRP、俗に言うカーボン)など。
リコール
  BikeE社は1999~2002年に販売したリカンベントの操縦管(ステアラーチューブ)が分離することがあるとして、約700台をリコールした。
メーカー
   エステイ製作所オーテックActionBentAlexei SoloviovAnthroTechAzub BikeBacchetta BicyclesBarcroft CyclesBentechBig Cat HPV(Catrikes)
Brike InternationalChina Mascot ProductsChallenge BikesComo ProductsCruzbikeCycle Genius RecumbentsEasy Racers
EcoCycle Human Powered VehiclesFlevobikeFlux FahrräderGreenspeedHase BikesHP VelotechnikInspired Cycle Engineering(ICE)JM recumbents
Just Two BikesKMXLightfoot CyclesLightning Cycle DynamicsLinear LecumbentLoGo Trikes HPVsLongbikesM5 Ligfietsen and Handbikes
Maxarya Design & ManufacturingMR ComponentsNazca LigfietsenOptima CyclesOracle Cycle WorksRadius LiegeräderRansRaptoBikeRedmount hpvRed Rim CyclesRobert Q. Riley EnterprisesRotator Recumbent BicyclesRunAbout CyclesS & B RecumbentsSherer USASidewinder Cycle
Sinner LigfietsenSlyway ProjectsSteintrikesStites DesignSun BicyclesTartaruga Entertainment WorksThijs Industrial Designs
Toxy Liegerad & KomponentenTrailmateTrimuterTripendoTri-SledTurner RecumbentsUsed(ScooterBike)velokraftVelomobilisVolaeWindcheetahWizWheelzZEMZoxBikes 、など。
倒産したメーカー
   BikeE 、Tricumbent Productions LLC 、Vision 、 など。
  関連用語    シート高さ背もたれ背もたれ角X-シーム安全旗ハイレーサーローレーサー座上操縦座下操縦三輪リカンベントリカンベント タンデム
 参考資料  「自転車の種類」  リカンベント

リカムベント (recumbent)

  リカンベントと同じ。

英式バルブ (Woods valve)

概要
   ウッズバルブ又はダンロップバルブとも呼ばれる。英国のDunlop Tires社を設立したダンロップが発明したとされている。
用途
   シティ車チューブに使われている。小径車及び折りたたみ自転車の中には、英式バルブを使っているものがある。
特徴
   弁および弁座の替わりにコアおよび虫ゴムを使う簡易バルブ。弁および弁座が無いので空気を入れるときに仏式バルブのように丸ナットを緩める操作はない。
タイヤの圧力測定はできないが、圧力計付きの空気入れで空気を入れているときの圧力を見ることはできる。
構造
   コアの空気穴がある部分に虫ゴムをかぶせて、空気の逆流を防止する簡易バルブ。コアは上からステムに差し込み、コア押えで押える。
虫ゴムの寿命は材質によって大きく変わる。
空気の入れ方
   空気入れ口金(チャック)をバルブに接続すると空気を入れることができる。空気を入れるときは、空気穴から出た空気が虫ゴムを膨らませて通過する。
空気の抜き方
  コアを押えているコア押さえを指で左に回して外す。次にコアを引き抜くと空気が抜ける。

ダンロップバルブ (Dunlop valve)

  英式バルブのこと。英国のDunlop Tires社を設立したダンロップが発明したとされている。

革サドル (leather saddle)

  革でできたサドル。お尻に汗をかかず、かつ着衣との摩擦係数が小さい。
全体が革のサドルは新品は硬いので、野球の革グローブ用、革ソファ用またはサドル用の、革を柔らかくするオイル又はサドルグリースを滲み込ませることが望ましい。 1年に1回程度オイルを塗布して柔らかさを保つと同時に手入れをする。
500km程度の走行でお尻の形になじみ、人によっては長距離走行においても乗り心地が良い。
  表皮のみを柔らかい薄革とした形もある(左から3番目の図)。
基盤と表皮の間に詰物を入れたジェルサドルとなっている。
前下部のねじを回すと、革の張りが調節できる形がある。ばねサドルがある。
質量は、鋼レール製は480~550gそしてチタンレール製は370~430g。
  メーカーは、Brooks EnglandCharge BikesSelle Anatomica 、など。

有効チェーンステイ長 (effective chainstay length、ECL)

  ボトムブラケットシェル芯から後輪ハブ軸芯までの水平距離。実際のチェーンステイ長は単にチェーンステイ長と呼ぶ。
        有効チェーンステイ長 = チェーンステイ長 x cos(チェーンステイ角度)。
後輪に緩衝器の付いた自転車は路面の凹凸によって、有効チェーンステイ長が変わる形が多い。

アップスイープ (upsweep、up sweep)

  平ハンドルの上曲がり。ハンドルが横水平線より上に曲がっていること又はその曲がり角度。スイープは湾曲という意味。
上曲がりハンドルは、主に、マウンテンバイクおよびBMXバイクのハンドルなどに使われる。 市販のハンドルの上曲がり角はO°~6°。
上曲がり角があると立ち漕ぎのときのハンドルの握りが自然となる。

バックスイープ (backsweep、back sweep)

  平ハンドルの後曲がり。ハンドルが横水平線より後に曲がっていること又はその曲がり角度。スイープは湾曲という意味。 後曲がりのハンドルは、主に、マウンテンバイクおよびBMXバイクのハンドルに使われる。 市販のハンドルの後曲がり角はO°~12°。後曲がり角があると握りが自然となる。 片手で棒を握り、机の前で椅子に座って、ハンドルを握っている状態となるよう手を前に出す。机の前端と棒の作る角度が基準となる自分の後退角となる。

曲げ角 (bending angle、bend angle)

  スポークエルボの角度。一般に、90°~100°となっている。

アンダーステア (understeer)

  曲がり走行(コーナリング)において、ハンドルを切った角度よりも少ししか曲がらない現象。
中立よりも回転半径が大きい。
曲がり走行において、後タイヤよりも前タイヤが先に横滑りする現象。
前タイヤのスリップ角が後タイヤのそれよりも大きい。
中立よりもよけいにハンドルを切らないと、正常に曲がれない。
低速走行ではあまり見られない。
加速走行または高速走行で見られることがある。


オーバーステア (oversteer)

  曲がり走行(コーナリング)において、ハンドルを切った角度よりも大きく曲がる現象。
中立よりも回転半径が小さい。
曲がり走行において、前タイヤよりも後タイヤが先に横滑りする現象。
後タイヤのスリップ角が前タイヤのそれよりも大きい。
中立よりも少なくハンドルを切らないと、正常に走れない。
低速走行ではあまり見られない。加速走行または高速走行で見られることがある。

オーバルスポーク (oval spoke、ovalized spoke)

  楕円スポーク。スポークの胴の断面形状が楕円(オーバル)になっているスポーク。空気抵抗を減らす効果がある。
  長方形断面のスポークより横風の影響が少ない。一般に空力リム(エアロリム)と組み合わせて使う。

レンチ (wrench)

  ボルトやナットなどを回すための工具。英国ではスパナと呼ばれる。 六角レンチめがねレンチモンキーレンチペダルレンチソケットレンチおよびトルクレンチなどがある。
   参考資料  「工具および計測器

両端段付きスポーク (double butted spoke)

  中間部は細くして軽くしたスポーク。競技車などに使われる。 例えば、2.0-1.8-2.34mm、2.0-1.8-2.0mm、
1.8-1.65-1.8mm、1.8-1.6-1.8mm及び2.0-1.5-2.0mmなどがある。
  メーカーは、DT SwissSapim 、など。

片端段付きスポーク (single butted spokes)

  エルボ部以外は同じ直径(例えば2.0mm)であるが、応力の大きいエルボ部を太くして(例えば2.3mm)強度を上げた
スポークタンデム、丘下りのマウンテンバイクおよび荷物を積む旅行車の後輪の右スポークなどとして使われる。

シールドベアリング (sealed bearing)

  密閉軸受。防塵および防水を目的として、外部との間にシールを設けた軸受。潤滑のためにグリースを封入してある。

スラストベアリング (thrust bearing)

  推力軸受。軸方向の推力(スラスト)を受ける軸受転動体には玉(ボール)またはころ(ローラ)が使われる。
ヘッドセットおよびデュアルピボットブレーキには推力軸受を使ったものがある。

ニードルベアリング (needle bearing、needle roller bearing)

  転動体としてニードル(針、針状ころ)を使う軸受。針状ころ軸受とも言う。玉軸受に比べて軸受の外径を小さくできる利点がある。玉軸受の玉は点接触であるのに対し針軸受の針は線接触のため、より大きな荷重を受けることができる。 一部に針状ころ軸受を使っているボトムブラケットペダルおよびヘッドセットがある。

ローラベアリング (roller bearing)

  ころ軸受のこと。転動体としてころ(ローラ)を使う軸受。玉軸受の玉は点接触であるのに対しころ軸受のころは線接触のため、同じ大きさの玉軸受に比べて、より大きな負荷に耐えられる。 玉軸受は推力も受けられるが、ころ軸受は推力をほとんど受けられない。一部にころ軸受を使ったボトムブラケットがある。

スリップ角 (slip angle)

  車輪(タイヤ)の中心線の方向と実際の進行方向(タイヤの接地点が向いている方向)のなす角度。
スリップ角は0~3°。

リムブレーキ (rim brake)

概要
  リムを両側から締め付けて制動するブレーキの総称。
種類
  種類はカンチブレーキVブレーキおよびキャリパーブレーキなどがある。ブレーキアームロープ(ケーブル)で引く位置によって、中央引きおよび側引きがある。 フレームへの固定点が中央1箇所の形および左右に分かれている形がある。
一つのブレーキレバーで後輪及び前輪のブレーキを掛ける方式としてシングルレバー がある。
構成
  ブレーキの構成要素は、キャリパー(アーム)、ブレーキシューおよびブレーキパッドである。クイックリリースの付いている形もある。
特徴
  ディスクブレーキに比べて、軽くかつ安価であるが、水(雨、雪)および泥の影響をより受ける。
特にメッキをした鋼製リムはアルミ合金リムよりも水による摩擦係数の低下が大きい。
力の伝達
  ブレーキレバーよりリムブレーキに力を伝達する方式としてはロープで伝達する機械式が一般的であるが、稀にブレーキ作動流体の圧力として伝達する流体式(右端写真)もあるが価格は高く、ブレーキ作動流体を必要とする。 これは主にマウンテンバイクに使われることがある。
リコール
  Trekは2013年Madoneモデルの前ブレーキのクイックリリースのボルトが弛み、ケーブルクランプが外れることがあるとして、6800台をリコールした。
 参考資料
  「ブレーキ

サイクロクロスバイク (cyclocross bike、cyclocross bicycle)

概要
  ロードレーサーを基本にして、オフロードで行われるサイクロクロス競技用に作られた自転車。稀に、通勤自転車として使われることもある。
名称
  米国及び欧州ではサイクロクロスバイクと呼ばれているが、日本ではローマ字読みをしてシクロクロスバイクとも呼ばれる。
これは、サイクリングをシクリングと言うに等しく、意味不明の不適切な用語。CXバイクとも言う。
特徴
  (1) ハンドルドロップハンドル(ロード競技者が始めたという歴史が反映されている)。
  (2) フレームは強度が大きく、肩に担ぐことのできる菱形フレームを使用。上管は担ぎやすい水平上管が好まれる。
      上管断面形状を担ぐ肩にやさしい形状としたものもある。
  (3) 泥詰まりがしないよう、フレームタイヤの隙間は大きいかつ泥除けは付けない。
  (4) ボトムブラケットの位置(ポトムブラケット高さ)は高めにして、起伏のある地面および障害物にペダルが当たらないよう、かつペダルすき間が大きくなるようにしている。
  (5) ペダルはマウンテンバイク用の両面結合ペダル
  (6) タイヤはサイズ700Cチューブラータイヤ又はクリンチャータイヤの幅30、32、34、35、42又は45mmのサイクロクロスタイヤノブ高さは0.5~2.5mm。
      UCI 規則(1.3.018)ではタイヤ外径は550~700mm、タイヤ幅は33mmを越えてはならない(35mm以下であったものを2010年に改定)
      そしてスパイクまたはスタッドがあってはならない。
  (7) ブレーキはシューとリムのすき間が大きめのカンティブレーキを装備。Vブレーキはシューとリムのすき間が小さく泥詰まりに不利で、またそれ程の効きは必要ないこと。
      UCIはディスクブレーキの使用を禁じていたが、2010年に許可した。その後、ディスクブレーキは泥の影響を受けにくいので普及している。
  (8) ギア比は低め。クランクスプロケットは一枚(40T程度)または2枚(42/34T、44/34T、46/36T及び48/42Tなど)。
  (9) 後輪スプロケットは11~26T、12~27T 、13~26Tまたは13~27T程度。
(10) ケーブルは上管(トップチューブ)の上側に取り付け、肩に担ぐときに邪魔にならないようにする。又は内部ケーブル通しとしている。
(11) レバーは、ハンドルに取り付けブレーキおよび変速機の操作がしやすいようにしている。
(12) ホイールロードバイクよりも強度を必要とする。
(14) ディレイラーとしてDi2を装備した形がある。
(15) 車軸にスルーアクスルが使われることがある。
リコール
  2011年にRocky Mountain Bicyclesは、2007~2010年に販売した自転車の操縦管(ステアラー)が破損する可能性があるとしてリコールした。
  2012年にDiamondbackは、2012年に販売した約40台のRCXモデルのヘッドセットに欠陥があり操縦管が制御できなくなる可能性があるとしてリコールした。
メーカー
  東洋フレームAirborne BicyclesBeeline BicyclesBH BikesBianchiBlomson International(BeOne)Blue Competition CyclesBoardman Bikes
Brodie BicyclesCicli PinarelloColnago Emesto & CCo-Motion CyclesCondor CyclesCrumpton CyclesCube BikesCycles MarinoniDiamondbackDuratecEllsworth Handcrafted BicyclesFelt RacingFocus BikesFoundry CyclesFuji BikesGenesis BikesIbisIndependent FabricationJamis Bicycles
Kona BicycleLapierre BicycleMeridaMosaic CyclesMSC BikesNorco Performance BikesRaleighRedline BicyclesRidleyRocky Mountain BicyclesSalsa CyclesSanta Cruz BicyclesSerottaSingular CyclesSpot BrandStevens BikesStoemperTrek BicycleVan DesselWhyte Bikes 、など。
   参考資料  「自転車の種類」  サイクロクロスバイク 、   サイクロクロスの動画

玉軸受 (ball bearing)

  転動体として玉(ボール)を使用する転がり軸受。構成要素は内輪外輪、玉および保持器。玉は内輪および外輪の溝の間に挟まれている。 保持器は玉を一定間隔に保つ。一般にシールが付いておりグリースが封入されている。
  半径方向(ラジアル)荷重および軸方向(アキシャル、スラスト)荷重を受けることができる。
  初期の自転車は、平軸受を使っていた。1862年に、自転車の軸受に玉軸受を使う特許をサーリオン(Thirion)が取った。これにより自転車の軸受の摩擦抵抗が1/5以下に低下した。 玉軸受を装備した自転車に乗った英国人のムーアは1868年のパリ・ルーアン間の競技で優勝している。 玉軸受の使用によって走行に必要な動力が低下したので疲れなくなり、自転車は交通手段としても人気を集めるようになった。自転車は玉軸受の発達を大いに促進した。
  メーカーは、NTN日本精工ミネベア不二越 、など。

伝動機構(power train)

  自転車の伝動機構には、チェーン伝動(チェーン駆動)、ベルト伝動(ベルト駆動)および軸(シャフト)伝動(シャフト駆動)がある。チェーン伝動は、クランクスプロケット、後輪スプロケットおよびチェーンなどで構成している。
   参考資料  「自転車の駆動方式

ホース口金 (pump head)

  空気入れのホースの先端に付いている連結金具。タイヤに空気を入れるために、
タイヤのチューブバルブ(弁)と連結する。 仏式バルブ用と米式バルブ用が兼用になったものもある。

ラック (rack、pannier rack、bicycle rack)

トリプルバテッド管 (triple butted tube)

  ダブルバテッド管は両端の肉厚は等しく、中間部の肉厚t0が薄いが、トリプルバテッド管は両端の肉厚(図のt1およびt2)が
異なるため3種類の肉厚となっている。 フレーム上管(トップチューブ)および下管(ダウンチューブ)に使われる。

マスドスタート (massed start)

  集団スタート。全ての競技者が同時にスタートすること。このマスは動詞。マススタートとも言う。その競技はマスドスタート レースと言う。

ノーマルステム (normal stem)

  クイルステム下端に付いたうす引上げボルトで引上げて操縦管に固定する伝統的なハンドルステムハンドルが付く。
   参考資料  「ハンドルステム

ブローアウト (blowout、blow out)

  チューブ破裂によるパンク。大きな破裂音がして、長手方向の切り欠きが出来ている。破裂、バーストとも呼ばれる。
   参考資料  「パンク

スキンスーツ (skinsuit、skinsuits)

概要
  身体に密着する衣服。
特にジャージーショーツが一体となったもの。
空気抵抗を減らす効果がある。
腕及び胸にしわがよらないようポリウレタン繊維などの伸縮性の繊維で作られる。
タイムトライアル及びトライアスロンなどに使われる。
仕様
  (1) 男性用および女性用がある。
  (2) 長袖(ロングスリーブ)、半袖(ショートスリーブ)、3/4スリーブ及び袖なし(スリーブレス)がある。
  (3) 脚下端にシリコングリッパーの付いた形がある。
  (4) ポケットの付いた形がある。
メーカー
  Louis GarneauPrimal WearSportfulVeloce SpeedwearVolerWhip Six 、など。

スポーク長 (spoke length)

  スポークのねじの先端からエルボの内側までの距離。
最小寸法単位は1mm(メーカーによっては2mm)。
700Cの車輪(ハブスポーク穴PCDは44mm)に関して、交差数およびスポーク数とスポーク長の関係をグラフにして示す。 36本組の車輪について見ると、交差数が増えるとスポーク長は長くなっている。
3交差の車輪について見ると、スポーク数が多くなるとスポーク長は短くなっている。
  エルボをV穴に入れて吊るして、スポーク長を測るスケール(スポーク尺)がある(写真)。

ねじ付きヘッドセット (threaded headset)

  上端にねじを切った操縦管(ステアリングコラム)に取り付ける、伝統的なヘッドセット(操縦管用の軸受)。
頭管の上下に付き、この軸受によってハンドルを軽く回すことができる。シティ車などに採用されているので圧倒的に多い。
  下わん、保持器に入った玉及び下玉押しが下軸受を構成している。
上わん、保持器に入った玉及び上玉押しが上軸受を構成している。

スプラインBB (splined BB)

  クランクからクランク軸トルクを伝達するために、ボトムブラケット(BB)軸にスプライン(写真)加工したボトムブラケット。クランクにはスプラインと噛み合う軸穴が開いている。
スプラインの形状にはオクタリンク(シマノ)およびISISなどがあるが互換性は無い。

電動アシスト自転車 (electric assisted bicycle、power assisted bicycle、electronically power assisted cycle)

概要
  蓄電池電動機を回して、人力を補助する自転車。坂道を登るとき及び幼児または重い荷物を運ぶときなどに役立つ。 基本の自転車はシティ車などが使われる。荷物の配達などの業務用の電動アシスト自転車もある。自転車とみなされるので免許は不要。
歴史
  1994年、ヤマハ発動機が世界で初めて発売した。当初は高齢者の利用を想定していた。
電動補助
  日本の規則では、速度24km/h以上では、電動補助(最大250W)は無くなる。
欧州
  欧州の規則では、最高速度25km/hそして最大動力250W。
英国の規則では、最高速度24km/hであったが2013年に欧州に合わせた。
電動機
  電圧36Vなど。電流8Ah及び10Ahなど。ブラシレスモーターが多い。
電動機位置
  ボトムブラケットシェル部、前輪ハブ又は後輪ハブなど。
蓄電池位置
  立管後方または後荷台など。
車輪サイズ
  26が多い。
変速
  内装変速機が付いているのが一般的。
販売台数
  2011年の日本における販売台数は、約40万台で自転車全体の約3.8%。
部品群
  電動アシスト自転車の部品群としてシマノのSTEPSがある。
メーカー
   スズキパナソニック サイクルテックブリヂストンサイクルミヤタサイクルヤマハ発動機ラオックスA2BBottecchia CicliCycleurope Industries(Gitane)EcobikeElectric Bikes OzFreeGo Electric BikesInfineum Electric BikeJuicy BikesJD ComponentsKalkhoff BikesKarbon kineticsModern TimesPowabykeSpencer IvyUrban MoverWisper Bikes 、 など。
   参考資料  「電動補助自転車

チェーン伸び率 (chain stretch rate、chain elongation rate)

概要
  新品のチェーン長さに対するチェーン伸びの割合。
計算式
チェーン伸び率 [%]=100 x チェーン伸び/チェーンの規格長さ                                                       
   ここに、 チェーン伸び = 使用後のチェーン長さ - チェーンの規格長さ                                                       
寿命
  チェーン伸び率が1%を超えるとチェーンの寿命。
計算例
  一例として、使用後の24リンクの長さを計ると307.2mmであった場合について計算すると、
  チェーン24リンクの規格長さは、チェーンピッチ12.7mmより、12.7mm x 24リンク = 304.8mm。
チェーン伸び = 307.2mm - 304.8mm = 2.4mm。
従って、チェーン伸び率 = 100 x 2.4mm/304.8mm = 0.79% 。
測定器
  チェーン伸び率の測定器として、チェーンチェッカーがある。
   参考資料  「チェーン伸び

ウエストバッグ (waist bag)



概要
  留め金の付いたベルトなどで腰周辺に装着する容量の小さいバッグ。ウエストパック及びポーチとも言う。ショルダーバッグとして使える形がある。
利点
  両手が自由に使える。収納物が見え、かつ手が届きやすい。
材質
  合成繊維または皮革(ソフトレザー又はハードレザー)。
メーカー
  吉田カバンモンベルCaribeeDeuterInertia DesignsInov-8LifeventureLone Peak PacksTallacMountainsmithRudy ProjectTNi
White MountainWingnut 、など。

エアロリム (aero rim)

  空力リムとも言う。
断面形状をV形、U形または卵形などの流線形にして空気抵抗を減らしたリム
クリンチャーリム及びチューブラーリムのいずれにもエアロリムがある。
リム高さの一例は、クリンチャーホイールでは24~90mmそしてチューブラーホイールは50~90mm。
リムブレーキブレーキパッドの当たる部分はアルミ合金とし流線形部はカーボンとした形もある(右端図)。
タイヤを付けたときの縦横比(アスペクト比)が3前後のときに、空気抵抗は最小となる。
エアロリムを使ってエアロホイールを作る。
バルブイクステンダーが使われることがある。

下がり (drop)

  •   ドロップハンドル
       ドロップハンドルの水平部中心線から下がり部中心線までの垂直距離。
    右グラフに各社のドロップハンドルのリーチおよび下がり(ドロップ)を示す。
    リーチが大きくなるとドロップも大きくなるという傾向は、わずかに見られる。
    下がり(ドロップ)は、120~200mm。一般に、トラックレーサーのハンドルの下がりは大きい。
    下がり距離の短いハンドルは浅曲がりハンドルそして下がり距離の長いハンドルは深曲がりハンドルと呼ばれることがある。
  •  キャリパーブレーキ
      ブレーキリーチのこと。リーチは39~108mm。フレームキャリパーを固定するボルト芯からブレーキシュー中心線までの垂直距離。
    泥よけが無くタイヤの細い(高さの低い)ロードレーサーは短いリーチのブレーキが使用できる。
    シューのボルトを付けるボルト穴は長穴になっており、リーチは、10~(15)mm調節できる。 アーチサイズとも言う。