自転車用語 (続き0)自転車探険!

ホークコラム (fork column)

  フォークコラムがなまった用語。フォークの操縦管と同じ。

マルチピボット (multi pivot)

  多ピボットと同じ。

ブーツ (boot、boots)

  雨および粉塵などから保護するための、主にゴム製などの筒状の防護カバー又は長靴。ブーツはブートの複数形。
  •   Vブレーキ
      Vブレーキの左右のキャリパー(ブレーキアーム)間のロープ(ケーブル)にかぶせるVブレーキブート
  •   サスペンションフォーク
      サスペンションフォークの内筒にかぶせるブート。
  •  長靴
      人の足に履く長靴。くるぶしより上までの長さをもつ深い靴。

プラグ (plug)

  穴を塞ぐために使う部品。エンドプラグと同じ。

エンド金具 (end fitting)

  輪行のとき、車輪を外した後のつめ(爪)に付ける保護金具。地面などにぶつかったとき、後ディレイラー、アウターおよびチェーンステイが変形しないようにする。 前輪(フォークつめ)用および後輪(チェーンステイつめ)用がある。 後輪用は折りたたみ式の台にクイックリリースが付いている。台によって自転車を垂直に立てることもできる。エンド幅130mm用となっている。 エンド幅135mmのマウンテンバイクに対しては5mm厚のスペーサーを入れて使う。チェーンステイを上にして輪行袋に入れる場合は、エンド金具は必ずしも必要ない。
  メーカーは、アズマ産業、など。

エクスパンダー (expander)

  イクスパンダーがなまった用語。

シートポストボルト (seatpost bolt)

  サドル支柱ボルト。サドル支柱(シートポスト)をフレームの立管に固定するためのボルト。多くは六角穴付きボルト
材質はクロムモリブデン鋼などの鋼およびチタン合金など。チタン合金は軽量化のため。 シートポストクランプに付いている。 シートピンとも呼ばれる。

扁平スポーク (flat spoke、bladed spoke)

  中間に平坦部があるスポーク。ブレードスポークおよびエアロスポークと同じ。

ユニクラウンフォーク (unicrown fork)

  クラウンラグを使わず、左右のフォークの上端を曲げて、操縦管と連結(溶接)して、クラウンの代わりとしたフォーク
マウンテンバイククロスバイクおよび一部のシティサイクルなどに使われる。

ハンドルポスト (handlebar post、handle post)

  一般には、ステムまたはハンドルステムと呼ばれる。ポストは柱のこと。

フラットランダー (flatlander)

  曲乗り用のBMXバイク(フラットランドバイク)を使って平地(フラットランド)で曲乗りをする人。
平地は舗装された広場、駐車場、ハードテニスコート、球技場または体育館など。
  「フラットランダーの動画



ローフランジハブ (low flange hub)

  低フランジハブ と同じ。

フリーコースター (freecoaster、freecoaster hub)

  フリーホイールの機能を持っているが、自転車を後退させてもペダルは動かないのが特徴。
  一般のフリーハブは自転車を後に動かすと、ペダルは逆回転する。曲乗り用BMXバイク(フラットランドバイク)の後輪ハブとして使われることがある。

ディスクブレーキハブ (disc brake hub、disk brake hub)

  ディスクハブと同じ。

ビード座直径 (bead seat diameter)

  リム内面において、タイヤビードがすわる座の直径。 ETRO および ISO ではタイヤ寸法は、例えば25-622の如くタイヤ幅-リム座直径(リム径)で表している。単位はmm。 タイヤはリムと一体になるので、ETRTOのようにタイヤ寸法をリム寸法で呼ぶのは、理にかなっている。タイヤ幅が多少違っていても、リム寸法が同じであれば、タイヤはほとんど互換性がある。 一方、タイヤ幅が似通っていてもリム寸法が異なれば、タイヤの互換性は無い。
ETRO記号が同じであれば、インチ系またはフランス系でどのような呼称であっても、完全に互換性がある。
   参考資料 タイヤ寸法

リム穴オフセット (rim spoke hole offset、spoke hole offset)

  スポーク穴オフセットと同じ。

カートリッジシュー (cartridge shoe、cartridge brake shoe)

  パッドを交換できるようにしたブレーキシューブレーキパッドが磨耗すれば、新しいパッドと交換できる。右用と左用がある。
パッドをシューの長手方向から差込み、止めねじ(ロード車用キャリパーブレーキ)または止めピン(マウンテンバイク用Vブレーキ)で固定する。

スパイクタイヤ (spike tire)

  スタッドタイヤのこと。

アンプルピン (ampul pin、reinforced connecting pin)

  チェーンに差し込みやすいよう、案内の付いたピン。1本のチェーンの両端を連結して、環状のチェーンとするためのに使う。取り付け後、案内は折って取る。
ピン本体の幅は、9速細幅チェーン用が6.5mmそして8、7、6速細幅チェーン用が7.1mm。アンプル形連結ピンとも呼ばれる。

マシンドリム (machined rim)

  機械加工リム。リム側面を機械加工して、多数の環状の微細な溝を設けたリム。ブレーキ鳴きを防止する効果があるが、いずれ磨耗するので効果はなくなる。
  リムはリム断面の真っすぐな素材を環状にして端部を接合して作る。曲げ加工精度が悪く接合部に生じた段差をリム全体の機械加工により取るのは邪道。
  機械加工によりリムは薄くなり、かつ加工するリム側面が平坦でなければ厚さの均一性が失われる。

高フランジハブ (high flange hub)

  フランジの高さがスポークを取付けるのに必要な高さよりも高いハブ。大フランジハブとも言う。トラックレーサーなどに使われる。軽量化のために大きくなったフランジに穴を開けている。 低フランジに比べて高フランジは、スポークのプレース角が幾分大きくなるため車輪の横方向の剛性が幾分大きくなる。スポーク穴数は32及び36。
  メーカーは、Victoire Cycles、など。

ハイフランジハブ (high flange hub)

  高フランジハブ のこと。

コマンドシフター (Command Shifter)

  蝶ナットのような形のシフトレバーに対するサンツアーの商品名。
ドロップハンドルのブレーキレバーの後方などに取付ける。
ハンドルから操作しやすい。
現在は生産されていない。



ピンチフラット (pinch flat)

  蛇噛みと同じ。横断歩道の段差などにおいて、リムとの間でチューブが圧縮されて起こるパンク。 空気圧が低いと起こしやすい。
タイヤ幅25mmの場合、約10mm離れた2つの小さな穴がチューブに開く。

アレンキー (Allen key)

  六角レンチのこと。

ヘックスレンチ (hex wrench、hexagon wrench、hexagonal wrench)

 ヘキサゴン(六角形)レンチの略語。六角レンチのこと。

サスペンションフレーム (suspension frame)

  マウンテンバイクフレームに関して、サスペンション(緩衝器)の付いたフレーム。
フレームのサスペンションには単ピボット 及び 多ピボット がある。
フォーク(前輪)及びフレーム(後輪)にサスペンションの付いた自転車は、フルサスペンションと呼ばれる。
  メーカーは、Da BombKnolly BikesSwitchback BikesTurner Suspension BicyclesZerode 、など。

フレームエンド (frame end)

  フレームの後端(チェーンスティの後端)に付いているつめ

レボシフター (revo shifter)

  グリップシフター(握り回転式シフター)に対するシマノの商品名。シティ車などの後輪の外装および内装の変速機に対して使われる。
変速段の指示器が付いている。変速機の種類および変速段数によって型番が変わる。ブレーキレバーと一体となった形もある。

トラックバイク (track bike、track bicycle)

  トラック(自転車競技場)で使う自転車であるトラックレーサーと同じ。

内拡ブレーキ (internal expanding brake)

  一対の円弧状ブレーキシューを回転ドラムの内面に押し付けて制動するブレーキ。
シューの一端はピンの回りに回転する。
ブレーキ操作によってケーブル(ロープ)によりカムレバーが引かれ、一対のシューを広げシューをドラム内面に押し付ける。
ドラムブレーキ及びサーボブレーキとも呼ばれる。
右図は内部構造を示しているが、回転ドラムは外してある。
回転ドラム外面をバンドで締め付ける形はバンドブレーキと言う。




ドラムブレーキ (drum brake)

  内拡ブレーキと同じ。

キックスタンド (kickstand)

概要
  駐車時に自転車が倒れないよう路面で支持する支持脚。使わないとき(走行中)には、ほぼ水平となる。
車輪寸法に合ったものを使う。足で蹴って操作するのでキックスタンドと呼ばれる。
種類
  一本足(1本スタンド)が多いが、2本足(ダブルレッグスタンド)もある。脚の長さが調節できる(アジャスタブル)ものもある。
取付
  チェーンステイに取付ける形が多い。 シティ車は後輪軸に取付けている。
外部ボトムブラケットに取付ける形もある。
後輪のクイックリリースのスキュアーに金属片を付け、カーボン製キックスタンド端の磁石で付着させる形がある。
2分割できるようにしているのでバッグなどに入れて持ち運ぶことができる。
材質
  鋼、アルミ合金又はチタン合金など。
メーカー
  BBB Bike PartsBor YuehCivia CyclesGebr.PletscherGreenfield IndustriesHebieOxford ProductsScott SportsSilcaUpstanding BicycleWaldWeber Technik 、など。

流線形自転車 (streamlined bicycle)

  流線形のおおい(フェアリング)で覆った自転車で、ベロモービルと同じ。

穴あきサドル (hole saddle、cutout saddle)

  特に女性の陰部を圧迫しないよう、中央部に溝状の穴を開けたサドル。穴の周囲にジェルを入れたものもある。
男性用の穴あきサドルもある。 カットアウトサドル又は女性仕様サドルともいう。
  メーカーは、Dash CyclesSerfasSpecialized Bicycle ComponentsTerry Precision Cycling 、など。

ホイールセンターゲージ (dishing gauge)

  センターゲージと同じ。英語ではディッシングゲージと呼ばれる。

小径車 (small wheeled bike)

概要
  車輪の呼び径が20型以下の自転車。
コンパクト車と同じ。折りたたみ自転車が多い。
ハンドル、サドルおよびボトムブラケット(BB)の高さ並びにホイールベースは、ロードバイクのそれらと大差はない。タイヤ幅は28~54mm。
車輪が小さいので転がり抵抗は大きい。路面の凹凸に対する適応性は悪いのでサスペンションを付けたものもある。サスペンションは動力の一部を吸収する。
変速機
  変速機は無いもの(単速)と付いているものがある。変速機は内装変速機および外装変速機がある。
小径車は車輪径が小さいので、ギア比を大きくしてペダル1回転で進む距離をロードバイクなどとほぼ同等となるようにしている。
そのため、車輪径に比べてクランクスプロケットが異様に大きく見える。
スプロケット歯数
  外装変速機のクランクスプロケット歯数及び後輪スプロケット(カセットスプロケット)歯数の例を次に示す。()内はカセット歯数。
45T(9_26T)、48T(9_26T)、48T(11_28T)、48T(11_30T)、52T(12_25T)、56T(11_28T)及び56T(11_30T)など。
走行速度
  外径462mmのタイヤを装備した小径車に、カプレオのスプロケット[45T(9_26T)]を使用したときの走行速度をグラフに打点して右図に示す。 グラフの縦軸は走行速度[km/h]そして横軸は後輪スプロケット(カセットスプロケット)歯数となっている。
ケイデンスは、赤点は70rpmそして青点は60rpmとなっている。
ケイデンス70rpm(赤点)の場合は、後輪スプロケット26Tで最小速度10.5km/hそして9Tで最大速度30.5km/hとなる。
ケイデンス60rpm(青点)の場合は、後輪スプロケット26Tで最小速度9.0km/hそして9Tで最大速度26.1km/hとなる。
オプション
  泥除け及び後荷台の付いた形がある。
メーカー
  ウエルビーサイクル工業ダイアテックプロダクツCannondale BicycleChina Mascot ProductsUrbana BikesWren Bicycles 、など。
   参考資料  「小径車」 、「ペダル1回転で走る距離」 、「多段走行速度

リムセンターゲージ (dishing gauge)

  センターゲージと同じ。英語ではディッシングゲージと呼ばれる。

四角テーパー (square taper)

  クランク軸の両端の断面が四角でテーパーとなっている、クランクとの連結方式。
クランクは対応する四角テーパー穴があいている。 JISおよびISOの規格がある。JISとISOを比べると、2°のテーパーは同じであるが、四角の幅および長さは少し異なる。 そのためクランクが軸に入る位置も少し異なる。JISに準拠しているのはシマノなど、そしてISOに準拠しているのはカンパニョーロなど。 四角テーパーのクランク軸の付いたボトムブラケット四角テーパーBBと言い、フランスのストロングライト社が1940年代に初めて世に出した。

蝶ハンドル (butterfly handle bar)

  バタフライハンドルと同じ。

クイックターン (quick turn)

  急旋回。通常の曲がりよりも小さい曲率半径で曲がること。
急旋回するには、内側(曲がる側)のペダルを上げ、内側の肩を落とし、内側のひざを外に出して、自転車を内側に大きく傾ける。



ストレートハンドル (straight handlebar)

  真直ぐなハンドル。平ハンドルと同じ。

米式バルブアダプター (presta adapter)

  仏式バルブ(弁)に取り付けて、米式バルブ用の口金の付いた空気入れが使えるようにするためのアダプター。空気漏れ防止のOリングが付いている。
アダプターの質量は約5グラム。ガソリンスタンドで仏式バルブ(プレスタバルブ)に空気が入れられるようになる。米式アダプターまたはプレスタアダプターとも呼ばれる。

バルブエクステンション (valve extension)

  バルブエクステンダーと同じ。英語ではバルブイクステンションと呼ばれる。

バルブエクステンダー (valve extender)

  弁延長器。チューブの標準の弁(バルブ)を長くして、エアロリムなどの深いリムに適応できるようにするための延長器。 金属製円筒の一端に弁にねじ込む内ねじが切ってあり、他端は空気入れに連結して空気を入れる。長さは30~50mm。 ねじからの空気漏れを防止するために、ねじにシールテープを巻いてねじ込む。 専用のOリングが付いたものもある。
英語ではイクステンダーと発音する。バルブエクステンション(英語ではバルブイクステンション)とも呼ばれる。
  メーカーは、BirzmanCorsa ConceptsEnve CompositesWheels ManufacturingZipp Speed Weaponry 、など。

バーコン (barcon、bar end shifter)

  ハンドルの両端に差し込んで付けるシフターバーエンドシフターのこと。元々はドロップハンドルの両端に付けるシフターに対するサンツアーの商品名であった。
語源はバーコントロール。

平ハンドル (flat handlebar)

概要
  真直ぐなハンドル(上がり = 0)。曲げるための生産費用がかからない。5~9°のバックスイープ(後曲がり)の付いた形もある。
用途
  マウンテンバイク クロスバイク及び平ハンドルロードバイクなど。
ステム
  軽量化及び剛性の向上などを意図して、平ハンドルとハンドルステムを一体にした統合ハンドルがある。
クランプ径
  クランプ径は、25.4mmまたは31.8mm。

  580~810mm。弓のこ又はパイプカッターを使って、肩幅に手の幅を加えた幅に切断して使う。 切断のための複数の目盛りを付けた形がある。にぎりを装着する。
材質
  アルミ合金、クロモリ(CrMo)鋼、CFRP(炭素繊維強化樹脂、俗に言うカーボン)、チタン合金及び木材など。
質量
  94~165g。
前照灯
  6個のLEDランプを組み込んだ形がある。防水及び耐震構造となっている。電池はハンドル端より入れる。
メーカー
  AerozineAlchemistBBB Bike PartsF&YFull Speed AheadGhisallo Wooden RimsGiant BicycleHsin LungJinn Yeh IndustrialKoreL.H. ThomsonLoaded PrecisionMount ZoomNiner BikesNuke ProofOriginal Bike EngineeringSchmolke CarbonSank IndustriesStarley BikesSyncros
Trigon BicyclesTrue Temper SportsTune 、など。

フラットハンドル (flat handlebar)

  平ハンドルのこと。真直ぐなハンドル(上がり= 0)。

上がりハンドル (riser handlebar)

概要
  ハンドルバーを弓状に曲げ、握り位置を高くしたハンドル。ライザーハンドル、ライザーバー、DHバーまたはDHハンドルとも呼ばれる。
用途
  丘下り(ダウンヒル)などのマウンテンバイク及びシティサイクルなどに使われる。握り位置が高いと、丘下りがやり易い。
シティサイクルは直立に近い乗車姿勢をとるため、多かれ少なかれ上がりハンドルとなっている。

  630~800mm。弓のこでハンドルの両端を切断して自分に合った幅に合わせる。切断用の目盛の付いているものもある。
カーボン製バーの切断にはカーボン専用の替刃を使う。
  740mm幅のハンドル端にイクステンション(長さ10、15及び20mm)を付けて、幅を780mmまで長く出来る形がある。
クランプ径
  25.4mmまたは31.8mm。
上がり
  上がり(ライズ)は15~100mm(ローライズ~ハイライズ)。
スイープ
  アップスイープ(上曲がり)は5~6°そしてバックスイープ(後曲がり)は6~15°。ハンドルの取付角度によってスイープは変わる。
にぎり
  にぎりを付けて使う。腕中心線がハンドルの中心線とほぼ一致するように握ると、自然な握りとなる(右図)。
質量
  170~500g(クロモリ鋼)。
材質
  アルミ合金、クロモリ(CrMo)鋼またはCFRP(炭素繊維強化樹脂、俗に言うカーボン)など。ショットピーニングをしたものもある。
リコール
  北米で売られた日東のB259(ハンドル端のラベルに印刷)アルミ合金上がりハンドルは、使用中に折れる事故があったとして輸入業者のEuro Asia Importsがリコールした。
このハンドルは、2008~2011年に米国で約2000個そしてカナダで約70個が売られた。
メーカー
  Advanced Bike ResearchAll-CityAnswer ProductsAvenirAzonicBBB Bike PartsBlk Mrkt BikesBurgtecChromag BikesCrankbrothersDa BombDartmoorEaston SportsElement TechnicEnve CompositesFSAFUNNGiant BicycleHostettler(ixs)Hsin LungJinn Yeh Industrial
Joystick Bicycle ComponentsK9 IndustriesKalloyKCNCKona BikesKORE bicycle ComponentsLeaf CyclesL.H. ThomsonLoaded Precision
LP CompositesMount Zoom RacingNS bikesNuke ProofOctane OneOriginal Bike EngineeringOrigin8Oval ConceptsPZracing
Race Face Performance ProductsRenthalSalsa CyclesSchmolke CarbonSetteSimple Pleasure Bicycle ComponentsSoma fabricationsSpank BikeSyncrosSyntace The Shadow ConspiracyThorn CyclesTitecToken productsTraitor CyclesTrigon Exotic Material TechnologyTrue Temper Sports
Twofortythree ComponentsUltimate Sports EngineeringWoodman Components 、など。

シリコーン (silicone)

  ケイ素(シリコン、Si)と酸素の原子が(-Si-O-Si-O-)nのように結合してできる有機ケイ素化合物の重合体。
ケイ素と結合する有機原子団の種類(例えばCH3など)によって、液状、樹脂状またはゴム状となる。広い温度範囲(-100~250°)において安定。

ダンピング調整 (damping adjustment)

  サスペンションにおいて、トラベルの速度を調節すること。オフロードの障害物の大きさに合わせて調整する。 大きい障害物のある所を早く走る場合は、底つき及び飛び上がりがないよう、トラベル速度を遅くする。 小さい障害物が短い間隔である場合は、トラベル速度を早くして迅速に適応できるようにする。
圧縮ダンピングおよび伸びダンピングを独立に調整できる形および独立にできない形がある。ダンピングは勢いをそぐこと、すなわち減衰させること。ダンピング調整のできないサスペンションもある。

自転車旅行 (bicycle tour、bicycle touring、bicycle trip、bicycle travel、biking trip、cycle tour、cycle touring)

概要
  日帰りまたは複数日の日程で、自転車を移動および運搬の手段とする旅行。
速度によって見えるものが違ってくる。 速度が遅いほどよく見える。自動車の速度では全く見えていなかった風物などが自転車旅行では見える。
自動車やオートバイのように二酸化炭素等を排出しないので、地球に優しい旅行となる。 ツアーリングがなまってツーリングとも言われる。
自転車

旅行に使われている交通機関の割合 [%]

  自転車     徒歩    公共交通    自動車     その他  
 オランダ 30 18   5 45   2
 デンマーク  20 21 14 42   3
 ドイツ 12 22 16 49   1
 スイス 10 29 20 38   1
スエーデン 10 39 11 36   4
 オーストリア    9 31 13 39   8
 英国   8 12 14 62   4
 フランス   5 30 12 47   6
 イタリア   5 28 16 42   9
 カナダ   1 10 14 74   1
 米国   1   9   3 84   3
 出所: John Pucher, Transportation Quarterly, 98-1
  旅行車などが使われる。
荷物
  荷物は自転車に装備したパニアに入れて運ぶ。
距離
  平地で無風時に1日に走る距離は、100~150kmの人が多いようである。
宿泊
  複数日の旅行はサイクリングターミナル、 旅館又はビジネスホテルなどに宿泊する場合又は持参したテントなどで寝る場合がある。
テーマ旅行
  美術館、博物館、プラネタリウム、お城、海水浴場などテーマを決めて自転車で行くことは、自転車テーマ旅行と呼ばれることがある。
ガイド付き旅行
  ガイド付き自転車旅行がある。
国別の割合
  旅行に自転車を利用している国別の割合を、割合の多い国順に右表に示す。
自転車レーン及び自転車道」が整備されている欧州は自転車旅行者が多い。
国全体が平坦なオランダは自動車を旅行に使う人の割合45%よりは少ないが、30%の人が自転車で旅行をしている。
国土の広大な自動車王国の米国およびカナダでも100人に1人が旅行に自転車を使っている。
   参考資料  「自転車と地球環境」、「 自転車旅行 携帯用品

動力体重比 (power to weight ratio、power/weight ratio、power weight ratio)

  動力[W]と体重[kg]の比。体重1kgあたりの動力W(ワット)。式にすると、動力体重比=動力/体重。一般に、動力としては持続できる最大動力を使う。
例えば、持続できる最大動力が250Wそして体重が60kgの場合、動力体重比=250W/60kg=4.2W/kgとなる。坂登りなどでは動力体重比が大きいと有利となる。 登坂は人と自転車を高いところへ持ち上げるのと同じなので、動力が大きくかつ軽いと持ち上げ易い。ツール・ド・フランスの競技者の動力体重比は5~6W/kg。
1996年のツール・ド・フランスで優勝したBjarne Riisの動力体重比は480W/68kg=7W/kgであった。ツール・ド・フランスはアルプス越えがあるので、登坂能力は重要。
   参考資料 動力体重比計算器

リンクグライド (linkglide)

  後輪スプロケットにおいて、スプロケットの歯とチェーンのリンクの間隔を少なくすることによってチェーンの動きを規制し、シフトダウン時と同じようにシフトアップ時においても
変速ゲート(スプロケット歯部の凹み)を設けることで予め設定された変速点で確実に変速が行われるようにしたもの。シフトアップ時の変速ショックが軽減されている。
リンクグライドは8段であるが、9段用の外幅の狭いチェーンを使う。

インターバイク (Interbike)



  1982年から毎年9月に行われている北米最大の国際自転車展(3日間、屋内、ラスベガス)及び2日間の試乗会(屋外、丘陵地)。
新しいモデルなどが展示される。ファッションショーもある。一般の人は入場できない。1,000社以上が出展し1万人以上のバイヤーが60ヶ国以上から集まる。ジャーナリストは500人以上が来る。 欧州では、ユーロバイク(Eurobike)が有名。
    インターバイクのホームページ

有効トップチューブ長 (effective top tube length)

  有効上管長のこと。

デュアスロン (Duathlon)

概要
  2種競技。自転車競技とマラソンを組み合わせた競技。トライアスロンの規則が適用される。
自転車
  ロードレーサーまたはトライアスロンバイクが使われる。
距離
  各地で行われているデュアスロンの距離を打点したグラフを右に示す。 最初の走り(グラフの走り1)および最後の走り(グラフの走り2)の距離は等しい場合及び等しくない場合がある。 各競技の距離はまちまちで、特にバイク競技は18~40kmにばらついている。
グラフの平均距離は走り1が6.4km、バイク競技が29.2kmそして走り2が4.7kmである。
国際デュアスロン
  10kmラン/40kmバイク/5kmラン。
パワーマンデュアスロン
  10kmラン/60kmバイク/10kmラン。ロングコースとも言う。
庄内デュアスロン大会
  5kmラン/30kmバイク/5kmラン。

ステム高さ (stem height)

  •  本体高さ
      ハンドルステムの垂直部の上端から下端までの距離(高さ)。

  •  路上高さ
      ハンドルステム上端の路面からの距離(高さ)。サドル高さとの差が乗車姿勢に影響する。

スカンジウム (scandium、scandium aluminum alloy)

  •  スカンジウム
      原子番号21の銀白色の希少金属。元素記号Sc。原子量44.96。密度2.99g/cm3。融点1,539゜C。

  •  スカンジウムアルミ合金
      スカンジウムアルミ合金。溶接性を向上させるため及び強度を上げるために、主に7000系のアルミ合金にスカンジウムを約1~2%添加したアルミ合金。
    フレーム、ハンドル及びリムなどに使われることがある。強度が40~50%大きいので、フレームの管(チューブ)の外径を一般のアルミ合金管よりも小さくでき、
    0%程軽量なフレームを作ることができる。耐疲労性も向上している。スカンジウムアルミ合金は、冷戦中にソ連で開発され、ミグ戦闘機およびミサイルに使われた。
    Easton社によって最初に自転車のフレーム管に利用された。希少金属であるため、アルミ合金のようには普及しない。

インターバル訓練 (interval training)

  期間訓練。運動強度の大きい期間(訓練期間)とゆっくりペダルを漕いで鼓動を回復する期間(回復期間)を繰返すことによって速度や持久力を向上させる、
主に競技者向けの訓練。この訓練は毎日行っても効果はなく、少なくとも2日間空けて、1週間に2回程度が良いとされる。
訓練前に準備走行(ウオームアップ)を行う。訓練期間の長さは1分~10分間そして回復期間の長さの目安は訓練期間の3倍、すなわち3分~30分間。
心拍計がある場合は、訓練期間の心拍数は最大心拍数の80%~90%そして回復期間の心拍数は最大心拍数の50%~60%とする。訓練期間の繰返し数は3~5回。

クラウンレース (crown race)

  操縦管の下部に圧入されて、フォーククラウンの上にある下玉受け(玉軸受の下部溝輪)。
右端図の赤矢印で示す。
ヘッドセットの最下部を構成している。
クラウンレースを外す工具としてクラウンレースプラーがある。
圧入する工具としてクラウンレースセッターがある。

動力 (power)

  動力は単位時間にする仕事。式にすると、    動力=仕事/時間
  仕事の単位をNm(ニュートン・メートル)そして時間を s(秒)とすると動力の単位はW(ワット)となる。    W=Nm/s
  ペダルで動力を伝達する場合は、  動力[W]=2π x トルク[Nm] x 回転数[rpm]/60    または、  動力[W]=0.105 x トルク[Nm] x 回転数[rpm]
となる。この式を見ると、ペダルに加える回転力(トルク)が大きく、かつ回転数が大きいと、動力は大きくなる。ランス・アームストロングは回転数を大きくして動力を出している。
   参考資料  「動力計」 、「必要動力 計算器

ひずみゲージ (strain gage、strain guage)

  ひずみを測定するセンサー。1938年に発明された。
測定する部品に貼り付けるなどして部品が力で微小な変形をすると、ゲージも同じように変形して電気抵抗などが変るので、
それを測ってひずみに換算する。ひずみによって加わった力の大きさを知ることができる。周囲温度の影響を受けるので精度を上げるには温度補正が必要。
自転車の動力計のひずみゲージの大きさは4mm x 2mm程度。

下玉受け (crown race)

  フォーククラウンの上にある下玉受け(玉軸受の下部溝輪)。
ハンドルを軽く操作できるために必要。クラウンレースとも呼ばれる。

チェーン幅 (chain width)

  チェーン幅には内幅と外幅がある。内幅はスプロケットの歯厚に対応し、単段および内装変速機に使われる3.175mm(1/8インチ)および
ディレイラーに使われる2.38mm(3/32インチ)がある。
外幅はスプロケット群(カセット)のスプロケットの間隔に関係する。チェーンの外面が隣のスプロケットをこすらない外幅でなければならない。
段数が多いスプロケット郡は間隔が狭くなっているため、外幅を小さくする必要がある。
外幅はスプロケット群8段以下に対し7.1mm以下、9段に対し6.7mm以下そして10段に対し6.1mm以下になっている。

ナローチェーン (narrow chain)

  スプロケット間の間隔が狭くなった多段のスプロケット群(カセット)に適応するよう外幅を狭めたチェーン。次の2つの方法で外幅を狭めている。
  1) 標準のチェーンはピンがリンクより外に出た部分をかしめて、ピンとリンクの連結強度を上げているが、
ナローチェーンはピン幅(長さ)をリンク外幅と等しくして、ピンがリンクから突き出ないようにしている。
  2) リンクの板厚を薄くしている。

タイヤ圧力 (tire pressure、tire air pressure)

  タイヤ(チューブ)の中の空気圧力。標準(推奨)圧力はタイヤの側面に刻印されている。タイヤ圧力計によって測定できる。
ただし、シティ車に付いている英式バルブは測定できない。許容最高圧力は標準圧力の1.1~1.5倍であることが多い。
  各タイヤメーカーの700Cタイヤの空気圧を打点したグラフを右に示す。黒点は標準空気圧、赤点は最高空気圧そして緑点はJIS D9112の
標準空気圧を示している。タイヤメーカー間にばらつきが見られる。タイヤ幅が大きくなると、空気圧が低くなる傾向が見られる。
タイヤのビード部に働く力(リムからタイヤを外そうと方向の力)は、タイヤ幅に比例して大きくなるから幅の広いタイヤの空気圧は低く設定する。
幅の狭いタイヤは高圧にできるため転がり抵抗が小さくなる上、質量が小さくかつ空気抵抗も小さいので、競技車に使われる。乗り心地はよくない。
   参考資料  「タイヤ空気圧

タイヤメーカー (tire maker、tire manufacturer)

自転車の主なタイヤメーカーは、Panaracer (日)、IRC(日)、Michelin(仏)、Continental(独)、Vredestein(蘭)、Vittoria(伊)、Specialized(米)などである。MichelinおよびVredesteinは自動車タイヤも作っている。   Specializedは商標で自社ではタイヤを作っていない。三ツ星ベルト?(神戸市)が生産し供給していたが、タイヤから撤退したため、台湾のタイヤメーカーに生産を委託しているようである。タイヤメーカーのホームページ ⇒ タイヤ

タイヤ磨耗 (tire wear)

  一般にタイヤ磨耗量はタイヤ質量の減少量として計測される。タイヤの磨耗量は漕ぐ人が出す動力にほぼ比例する。それはタイヤが支持する荷重(自転車と人の合計)にほぼ比例する。後輪タイヤは駆動に使われるので、前輪と後輪の荷重配分割合以上に磨耗する。立ち漕ぎ及びスプリントなどの加速により、後輪タイヤはより磨耗する。
ブレーキ掛けによる減速によっても前後輪タイヤは磨耗する。これらの加減速などによってタイヤは路面との間でごくわずかに滑るために磨耗する。この滑りは体感できない。
  タイヤの材質は磨耗に影響する。カーボンブラックの割合が大きいと磨耗が少ない。ロード用タイヤが磨耗し交換時期になると、タイヤ質量は約10%減少している。

質量配分 (mass distribution)

  重量配分と同じ。重量=質量x重力加速度。

クリップレスペダル (clipless pedal、toe clipless pedal)

  クリップレスと同じ。クリップレスペダルが考案される前は、トウクリップが使われていたので、 当初はトウ(つま先)にクリップが無いという意味のトウクリップレスペダルと呼ばれていたが、その後トウが省略されてクリップレスペダルまたは単にクリップレスと呼ばれるようになった。

前中距離 (front center、front-center distance)

  フロントセンターと同じ。

ブッシュ (bush、bushing)

  金属の筒のこと。
軸受として使われる場合は筒の中を軸が通る。
  チェーンの内リンクにはブッシュが付いており外リンクのピンが通っている。
チェーンのブッシュはローラに隠れて見えない。
ブッシングとも言う。

ストロングライト (Stronglight)

  1903年に設立されたフランスの歴史ある自転車部品メーカー(現在はFrench Refalグループ) 。 商品はクランクセット、クランク、ボトムブラケット、カセットスプロケットおよびヘッドセットなど。1930年代に四角テーパークランクを最初に世に出した。 それ以前はコッタードクランクであった。フランスの会社であるが英語の社名となっている。
    Stronglight のホームページ

ワックス潤滑剤 (wax lube、wax lubricant)

  ワックスを溶剤に分散させて液状にした潤滑剤。テフロンおよび有機モリブデン(極圧剤)を含むものもある。チェーンなどの潤滑剤として使われる。液状のためブッシュにも侵入し、数分で溶剤が揮発して低摩擦係数のワックスの膜を作る。外面は粉塵が付着しにくい。欠点は長持ちしないこと。
およそ200km走行毎に注油する必要がある。
  メーカーは、Finish Line TechnologiesPedro'sPMS ProductsTri-Flow LubricantsWhite Lightning など。

リーチアジャストねじ (reach adjustment screw)

  リーチ調整ねじのこと。

アンギュラ軸受 (angular contact bearing、angular contact ball bearing)

  軸方向荷重(推力)および半径方向荷重を受けられるよう、玉の接触角を15°~40°とした玉軸受。
接触角は、玉と外輪との接触点と玉中心を結ぶ直線が軸と直角な面と作る角度。
軸方向の負荷能力は、接触角が大きいほど大きい。

アジャストバレル (adjusting barrel)

  アジャスティングバレルのこと。ケーブルアジャスターと同じ。