夏対策の部品・用品自転車探険!

ボトル 飲料水パック ブラダー 飲料 サングラス 帽子 汗バンド
夏用手袋 アームカバー 日焼け止め 速度と時間帯 衣服 噴霧器
日傘 キャノピー 扇風機 休憩      

  自転車走行における夏対策の部品および用品としては次のようなものがある。

ボトル

  飲料水またはスポーツ飲料などの液体を入れて、自転車のボトルケージまたはバッグなどで運ぶ飲料容器(水筒)。 ボトルはびんのこと。ハンドルから手を離さずに飲めるものもある。ほこり防止のダストキャップのついたものもある。保冷機能を持たせたものもある。手が滑りにくくしたものもある。
容量は500mlおよび750mlなど。2個を装備すれば容量は倍になる。 材質はアルミ、ステンレス鋼、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはポリカーボネイトなど。生物分解性の材質で作ったものもある。
ボトルより容量の大きいものとしては、飲料水パックがある。
  夏場の自転車走行に必要な水分補給は、発汗率に見合った補給量が必要。

飲料水パック(ハイドレーションパック)

  飲料水を入れる水袋(ブラダー)を中に入れたバックパック(背負いバッグ)。 水袋専用のもの及び荷物入れと組み合わせたものがある。後者が多い。
水袋は背中側に入れる。腰ベルトの付いたものもある。 ハイドレーションシステム又はキャメルバック(らくだの背中)と呼ばれることもある。 水袋は補給水用のキャップ、ホースおよびバイトバルブで構成されている。
バイト(噛む)バルブを噛むと水が出る。 利点は、こまめな水分補給ができること、容量が大きいこと及びハンドルから手を離さなくてよいことなど。容量は1.5~3リッター。
  ウエストバッグに入れたものもある。半そでのジャージーの背中にハイドレーションパックを取付けたものもある。

ブラダー

概要
  飲料水を入れて運ぶ水袋。本体の水袋(ブラダー)、補給水用のキャップ、ホースおよびバイトバルブで構成されている。
一般にはハイドレーションブラダーと呼ばれる。ブラダーは膀胱のこと。リザーバーとも言う。
バイトバルブ
  バイト(噛む)バルブを噛むと水が出る。バイトバルブはエルボによってホースに対して90°曲げて付けたものもある。
使い方
  ブラダー用のバックパックに入れて背中に背負う。ブラダーを入れたバックパックは、ハイドレーションパックと呼ばれる。
ウエストバッグに入れるものもある。災害時の非常用の飲料水容器として使うこともできる。
水の入れ方
  飲料水の入れ方は、水袋の上を開いて入れるもの及びキャップを開いて入れるものがある。
キャップが大きいと、保管時に中を乾燥させやすい。
特殊仕様
  (1) 内面洗浄のために、裏返して内面を外にすることができる形がある。
  (2) ホースの途中に専用のフィルターを接続できる形がある。
  (3) 保冷用のジェルを付けたものがある。
  (4) 加圧バルブをホースに接続して水袋内を空気で加圧して、バイトバルブから水が噴水のように飛び出る形がある。
  (5) オフロードで水がジャブジャブしないように仕切りを設けたものがある。
  (6) 袋が2室に分かれていて、飲料水及びスポーツ飲料など2種類を入れられるようにした形がある。
容量
  1.5リッター、2リッターおよび3リッターなど。
材質
  ポリウレタンおよびポリエチレンなど。

飲料

  汗と共に塩分およびミネラルが出るので、それを補給するものとしてスポーツ飲料がある。液体のもの及び粉末を水に溶かすものがある。 成分の一例は、砂糖、ぶどう糖果糖液糖、果汁、食塩、酸味料、ビタミンC、塩化カリウム、乳酸カルシウム、調味料(アミノ酸)、塩化マグネシウムおよび香料。

サングラス

  直接に目に入る日光を避けるため、かつUV(紫外線)を遮断するめがね。
色眼鏡ともいう。フレームは硬いもの及び柔らかいものがある。鼻で支持するための鼻パッドが付いている。 レンズ材質は、カーボネート(カーボネイト)など。横からも光が入らないようレンズが横まで伸びているものが多い。用途に応じてレンズの交換ができるものもある。 レンズの色はいろいろある。レンズが濃い色のサングラスをかけると、人相が悪くなる。色が濃いと瞳孔が開き、より多くの紫外線が入るという説がある。 アジア人用及びヨーロッパ人用を作っているメーカーもある。アジア人用は鼻の前の部分(鼻ブリッジ)の幅が狭い。

帽子

  ヘルメットをかぶらない場合は、直射日光が頭及び目にあたるのを防止するために帽子をかぶる。   素材は木綿または羊毛など。サイクリングキャップ又はサイクリングハットともいう。

汗バンド

  頭の汗を吸収するために頭に巻く吸水性の帯。ヘッドバンドともいう。
ヘルメット着用時に使うことが多い。
ヘルメットに付属しているものもある。

  靴に換気が必要な場合は、通気用のメッシュの付いた靴またはSPDサンダルがある。


夏用手袋

  指の関節から先のない半指手袋 。
夏季のロードでの使用に向いている。
通気性のある素材で作られている。
ハーフフィンガーグローブ又はショートフィンガー グローブ ともいう。

アームカバー

  夏の早朝の寒いとき及び昼間の腕の日焼け防止のために着用する腕のカバー。
サンスリーブとも言う。
スリーブに水を含ませて気化熱により腕を冷やす形がある。
汗は吸収して放散させる。
材質は、ポリエステルなど。
黒色は日光を反射しないので好ましくない。

日焼け止め

  太陽の紫外線(UV)によって肌が日焼けをするのを防止するクリーム及びスプレー。
紫外線を反射する成分又は/及び紫外線を吸収する成分が含まれている。
有効時間(例えば10時間)がある。
肌に有害な成分を含むことがあるので、帰宅時に洗い落とすことが望ましい。


走り方及び時間帯

  競技でなければ、無理のない速さで走る。
定期的に日陰で休む。
できれば、早朝、朝および夕方に走り、日中の走りは避ける。
右のグラフに夏の気温の一例を示す。

衣服

  夏向きの衣服を着用する。例えば、汗を吸収して蒸発する下着は、気化熱で冷やす。又は下着を着用しない。
夏用の靴下。開度を調節できる全ジッパーの半そでジャージー。バギーショーツ。
  明るい色の衣服は、暗い色の服より日光をより反射する。

噴霧器

  水を霧状にしてふき出させる器具。蒸発熱による身体の冷却を目的としている。
ハンドルステム下に付けた100mlの貯水容器からハンドルに付けた噴霧ノズルへ細いホースで水を引いている。
レバーを引くと上半身の衣服に向かって噴霧される。噴霧方向は変えられる。
5分ごとに7~8回噴霧するとして、約300回の噴霧(スプレー)が出来る。

日傘

  雨をさえぎるための雨傘及び日光をさえぎるための日傘がある。
傘ホルダーを使ってハンドルに取付ける傘がある。
右図の傘は前方に短く後方に長い非対称となっている。
  傘さし運転をしてもよいかどうかは、全国の公安委員会規則による。
安全のために傘さし運転を禁止している都道府県は多い。








キャノピー

  日除け及び防雨のために、自転車の上に付ける覆い。側面も覆える形がある。
一般用語としてのキャノピーは天蓋のこと。
骨組みはアルミ合金のチューブでできている。
折りたたみできる。
夏の晴天の日には、日除けになるように上部は不透明としている。
個人が DIY(日曜大工)として作ることもある。

扇風機

  小型の電動機で羽根車を回転させて、風を送り涼感を得る機械。
手の平で持つ形がある。
水を浸みこませた薄いスポンジを入れる形がある。
走行中に使用するのは危険。




休憩

  必要に応じて、木陰などの陰のある場所で休憩する。